まめごはんつうしん
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| 2002年10月15日(火) |
つちとひかりとみずと |
まめ子の保育園で、収穫祭がありました。早い話が芋煮会なんですが(笑)、保護者がかりで大々的に(?)するのは今年がはじめてだそうです。 さて、例によって(−−;)やや遅れ気味で登園しましたところ‥‥いらしたのは、かずのりくんのお母さん。ワタシの知る限り、ここの園に通ってくる子のお母さんの中では一番「職業婦人」なヒトなので、まさかいるとは思わなかった(ごめんなさい)んですが‥‥この日のためにお仕事をお休みしたそうです。 かくして、保母さんとかずのりくんのお母さんとワタシで、調理の準備開始。材料を切ったりちぎったりするのは子どもたちにさせる‥‥とのことで、おとなはそこに行くまでの下準備をすればいいのでした。あ、でも、ゴボウと里芋はちょっと難しいので、おとなの仕事。ゴボウのささがきをしたあと、畑のおじさんが収穫したばかりの里芋を、畑のおじさんと一緒に黙々とむくワタシ。 里芋の皮むきって実はあまり得意ではなく、このところどうしても里芋! と思ったときはものすごーく用心して(国産ので、余計な漂白をしてなくて‥‥とか)既に皮むき済みの里芋を買ってきていました。だいたい、ほりたての里芋を見ること自体がはじめてかもしれないワタシ‥‥そしたら、畑のおじさんが 「親芋は食べたことがあるかい?」 と仰ったのですが、お恥ずかしながらもともとが都会っ子なので、そのレベルにもいたらず(^ ^;)ゞ。聞けば、こいも(スーパーなどで「里芋」として売られている部分)よりやはり、固くて少々えぐいのだとのこと‥‥あとで芋煮をいただくときに、その部分を分けていただいたのですが、ああやって煮てしまうとそう違和感なく食べられました。 ちなみに、園の畑で採ったのでない野菜って、ゴボウとシメジくらいだったんじゃないかなぁ‥‥里芋だけじゃなく、大根も人参もネギも、全部園で育てたもの。おにぎりの梅干しも、園で作ったモノだし。‥‥って、このごはんがまた美味しかったんですよーもう。 園で食べているお米、というのは農家から買っている無農薬のお米を、必要な分をその都度5分づきにしていただいているようなんですが‥‥それだけでも美味しいんですよ。園で食べたのではなく、園からお米を買ってやはり5分づきで食べているYさんにごちそうになったことがあるんですけど。白米より美味しいと思いました。かといって玄米ほど食べにくくはなく。以来5分づき米に憧れてはいるものの、コイン精米だと精製度が一番低いのは8分づき‥‥って、話がそれてますが、その5分づき米に押麦を一掴み入れて炊いたもので、おにぎりだったんです。
( ̄¬ ̄) ジュル・・・
素直に感激するまめもも(笑)。 そしたら畑のおじさんに 「アンタんちは麦入れて食べたことないんだー」 と感心され(笑)。かずのりくんのお母さんと 「どうやって炊くんですか?」 とか根ほり葉ほり質問し倒したという‥‥(^ ^;)ゞ。(で、そのあと早速、押麦を買って帰ったわけですね。調子に乗りやすいというかなんというか‥‥)
あたたかな土。澄んだ光と水。 この日のお昼は、とても有意義なものでした。ああしあわせだった‥‥
しかしまあ、物事ってつくづく、つながってるなあと思います。 たとえば学生時代に化学の勉強をしていたことで、却って化学物質に囲まれて暮らすようになってしまっているコトに疑問を持った‥‥というような土台は確かにワタシの中にはあったのだけど、その後の「ああ、こういう方法もありなのか」という部分は、まめ子をこの園に通わせてから学んだということも、随分あるなぁ‥‥と。 本来なら、シュートメさんの一件にケリが付いた時点で、保育園通いはいったん終了、という考えもありました。現に現時点でも、ワタシの身分は専業主婦のままだし。 でも、ここでのほぼ1年の状態‥‥をみていて、もうちょっとまめ子をこの環境に置きたい、というのもあったし、ワタシ自身もここで学ぶことが、もっとたくさんあるような気がします。こんな理由で保育園生活、っていうのも、贅沢なことなのかもしれないけれど‥‥
んで。 この日のまめ子は、ワタシと一緒に1時半降園でした。 というのも、かずのりくんが1時半でやはり降園だったから‥‥当初の予定では、ワタシだけお昼寝の時間の前に園をあとにする‥‥つもりでいたんですが、かずのりくんがお母さんと一緒に帰るのに、まめ子はハハと離れてお昼寝‥‥というのは納得行かないだろうなぁ、なんて(^ ^;)ゞ。いや、できるだけ日の高いウチにお昼寝をするリズムをつけてほしいので、ワタシと一緒だとどうしても夕方近くなるという悩みどころはあるのだけど‥‥(T^T)まあいいや、それもゆっくりと。急に「できるハハ」になれるわけでもないので、徐々にいきたいと思います。
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