まめごはんつうしん
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| 2002年04月07日(日) |
ひとりぼっちの休日には〜♪(*) |
結局、まめだぁ兄は朝早く、自宅に帰っていったのでした‥‥どあっさり(笑)。良かったんだか悪かったんだか。拍子抜け(笑)。んで、午前中はケアマネージャーさんがシュートメさんの様子をうかがいに来られたのでした。 さて。 まめだぁが突然 「まめ子連れて、ちょっと出かけてくるわ」 と言いだし‥‥お昼ご飯に昨日のカレーをアレンジしたカレーうどんを食べたあと、まめだぁはまめ子と出かけていきました。ワタシひとりで留守番。まぁ、シュートメさんのお世話はあるけれど、そういつまでも張り付いていなくちゃならないわけではないので。
テレビではプロ野球のデーゲーム。 まめ子が居ないので、お約束(笑)で掃除機かけて。 そのあと、ぼんやりとビーズしてました。 で、時々呼ばれたらシュートメさんのお世話をして。
やっぱり、こういう時間って、必要なんだろうと思う。 ワタシの場合は、まめだぁにずいぶん押しつけちゃってたり、まめ子が保育園に行ったりしてるから、他の人よりはこういう、子離れしたひとりの時間が持ててるんだと思うんだけど(もちろんまめだぁには大感謝である)‥‥ もし、これを読んでる方で、「おとうさん」の立場の方、いらっしゃいましたら。 ぜひ、「おかあさん」を休息する日、ちょっとでもいいので、作ってくださいね。「おかあさん」の大変さをわかってもらうため‥‥などというお説教っぽいことでなくても、ちょっとの休息でも、子育てに余裕が出来れば、みんなが笑顔になるってもんです。
☆それで、今日作ったもの☆ 上京して、あゆみさんにプレゼントしようと思っている指輪を、とりあえず作ってみました。でも、あゆみさんってあまり指輪とか、そういうイメージがないというか‥‥チャームみたいに、鞄につけられます、なんてのの方がいいのかなぁ。 ま、別のものを差し上げるとしても、あれはあれでワタシのってコトで(爆)。 あと、千趣会の余りビーズでイヤリング。しないのに増えてどうするんだろう(爆爆)。
☆まめ子チェック!☆ 実は、まめ子がまめだぁと出かけるにあたって、羽織るモノが何もなかったという‥‥フリースのジャケットが3着あるはずなんですが、1着は洗濯中(前日まめ子が、ナポリタンソースべったりの手で思いっきり触ったので(T^T)。)で、もう1着は保育園に置いてきてしまい‥‥もう一着あるはずなんだけど、モノの管理が悪すぎて(爆)見あたらない(^◇^;)。その代わりに出てきたのが‥‥ケープ。サイズは80。たしか、舅さんの四十九日だの百箇日だのの法要の頃に、まだお座りが出来るかどうか‥‥くらいのまめ子に羽織らせるために買ったもの。今度の秋になっても‥‥どころか、今でさえも着られるかどうか怪しい。 実際着せてみたら、手が出るところをスナップで留められるようになってるんですが、なんかいっぱいいっぱい。でも、まめ子はそこをきちんと留めてほしがって、お気に入りで出かけていきました。羊飼いの遊牧民のようでなんだかかわいかった(笑)。 これは‥‥帰省時に着せるには、案外この方がいいのかもしれません。ちょっと寒いぞくらいのときには、ジャケットより荷物にならないし。もうちょっと活用すればよかったなぁ‥‥色が茶色なので、ふたりめの時には是非もっと(笑)。
☆O2☆ 上付下付の数字って、これって出来ないの? 文字パレットにもなかった‥‥ それはさておき。 今日、実はシュートメさんの髪をケアマネージャーさんが染めてくださる‥‥はずだったんですが、シュートメさんが「頭が重い」というので中止になったんです。 そうしたら、ケアマネージャーさんの玄関での開口一番が、実は‥‥
「実はお母様の酸素濃度、最近低いんです」
というものだったんです。(あ、なんで「玄関で」だったのかといいますと、シュートメさんには今もってこの病気のハナシをしてないから、です。) これを読んでくださってるほとんどの方には馴染みがないことだと思うんですが、シュートメさんの場合、往診なり訪問看護なりがあるとまず、血圧や体温を測ったり胸の音を聞いたりのほかに、どっちの指だかは忘れてしまったんですが、指先をクリップみたいな医療機器で挟んで、体内の酸素濃度を調べる、というのがあるんです。これまた忘れてしまったんですが、普通の人の正常値は95%くらいだったかと。でも、肺の筋肉が麻痺してくるとこの値がだんだん低くなってきて、90%以下になるとかなりよくない状態‥‥なんだそうです。ところが、シュートメさんのこのところの酸素濃度はこの90%を割ることも多く‥‥今日は88%。ああ、病状はやはり、確実に進行してると認めざるを得ないのか‥‥と、思わず凍り付いてしまいました。いや、昨日、シュートメさんに「左側を下にすると胸が苦しい。先生や看護婦さんは酸素を使ってみてくださいというので酸素を使いたい」と言われ(書かれ)、「うわっ酸素ボンベ‥‥大丈夫かなぁ」とか思いながら酸素ボンベの操作をしたんですが。その時点でもう、ちょっと覚悟はあったんだかなかったんだか。 ケアマネージャーさんによると、割と以前からこの、酸素が足りないという状態だったんじゃないか、とのこと。言われてみれば、手が白かったりしたのもそうかもしれない。でも、シュートメさんにしてみれば、「一度酸素に頼ってしまうと、もうとれなくなるんじゃないか」という恐怖はあるらしい‥‥ケアマネージャーさんが説得(?)して、酸素ボンベを使いました。結構長いことだった。昨日はものの3分くらいで「もういい」とか言ってたから‥‥酸素はこれから、常備するようになるようです。
数日前、まめ子のことで「んなことできるわけない」と思いつつも「時が止まればいいのに」というようなことを書きましたが‥‥ 確実に落ちていく、砂時計の砂。 シュートメさんの残り時間は多分、かなり少ない。 「いるだけ」なワタシにも、おそらくそれなりの覚悟はそろそろ必要だ。
帰省、してもいいんだろうか。 何かあったらすぐ帰れるようにしておく必要はあるんだろうな。 何もないことを祈ろう。冷たいようだけど、まめ子はシュートメさんだけの孫ではないから。 で、シュートメさんがいるウチに帰省できるのは、これが最後なんじゃないか。 縁起でもないけど。振り払えない。
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