まめごはんつうしん
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2001年01月14日(日) 子育てについて考えた。

またか‥‥と呆れられそうですが、成人式の話から。いえ、たまたまテレビの報道番組と新聞のコラムで目にしたんだよ〜。
テレビの方は「古い考え方を押しつける御上の意識に問題があるのでは」という切り口で、ある自治体で自治体主催の成人式をしない、という話になったところ、ないとなれば寂しい‥‥と、新成人がすべて企画から運営まで手がけた成人記念パーティーを開いた、という内容でした。
一方、新聞のコラムの方は「自治体主催で成人式をしない、という考え方が広がりつつあるようだが、それでは問題は解決しない」というもの。「だからこそ、毅然とした態度で臨むべき。無礼なのは一部の成人なので、それで「成人式を行わない」というのでは、学級崩壊が起きたので学級を閉鎖する、というのと同じではないか」といった内容でした。
うーん‥‥世の中も豊かになってるし、良し悪しは別として「大人になるということ」ということの意味も変化してきているんでしょうね。テレビの方で「昔は『子どもなんだから○○出来ない』とか『大人になったらあれが出来る、これもできる』という感じで早く大人になりたい、という感じだったけど、今は子どもは王様だから、子どものままがいい、となるのでは」と。確かに‥‥
新成人に「わたしたち(自治体のことね)は何もしませんから、どうぞ自分たちで企画してみて下さい」って下駄を預けるのは、ひとつの方法かもしれないですね。(実際ある自治体でそうした、というのをテレビで放映したので、この方法は少しずつでも広がっていくのでは‥‥と。)だいたい、同窓会をしたいだけなら、その費用と場所を自治体に提供してもらうこと自体が図々しい、というものです。実際、新成人が開いたパーティーって、企画はかなり大変で、開催ぎりぎりになってやっとめどがついたそうですが、大人たちは完全に彼らに任せていた分、企画した人たちは「大人になる自信になった」とのことだったし‥‥自治体としても経費の削減?(笑)
ただね、このあたりから本題に移るかな‥‥テレビで、わたしと同じくらいの年齢のコメンテーターが「わたしは自分の成人式の時、偉いヒトの話は別世界だと思って無視してたけど、彼らは騒ぐことで抵抗しただけすごいのかも」と言ってたこと。そうか?彼らのしたことはやっぱり、どっか欠けてるのでは‥‥政治家のヒトの話って聞いててありがたいとは思わないのだけど、けじめ、とか、時と場所をわきまえる、というものがあるのではないかと。で、それを教えるのはやはり親の責任だと思うのです。
わたしは「自分たちが我慢できたことを、一世代(10年、という意味で)下の人は我慢できないのか‥‥」と思って、「甘えるなー」なんて言ってたけど、それがどっか偏った考えだったかも、とは思ってます。実際、『御上が考えを押しつけるところに‥‥』というのは、ああ、そうか、って思ったし。その「御上」がまた、若い人たちの見本に‥‥なってるとは必ずしも言えないもんなぁ‥‥。でも、一世代若い人の親御さん(の一部だと思いますが)って、もしかして本当に必要なことは子どもに伝えてない?ちょっとぞーっとするぞ。勉強が出来るとか、いい仕事に就くとか、そんなことよりももっと生きていくのに必要なことってあると思うのですが。テレビで傍若無人な振る舞いをする自分の子どもを見て「はっ」とか思わないのかな、でも意見したら「うるせぇ」かなんか言われるのが関の山なので黙ってるかな‥‥いろいろ考えてしまいました。
もうひとつは、これまたもとの話が違うのだけど、友達と話していた、お姑さんの話。お嫁さんの実のお母さんに「嫁が思い通りになってくれない‥‥」と言ったり(お母さんは「実の子だって思い通りにならないのに‥‥」と言ったそうだ)、自分の息子が嫁の実家に行くのを嫌がって探りの電話を入れたり、とにかく息子の行動を知っておきたいらしくて、「それって子離れできてないんじゃないの?」と言ったら「育ててやった恩を返して欲しくて、そういう行動にでるそうだ」と友達が言っていた‥‥はぁ?育ててやった、かぁ。子育てに見返りを期待するのかぁ。わたしも、まめ子が大きくなったときに「育ててやった」と思うんだろうか‥‥そうはなりたくないけど。それに、子どもって、親の所有物でも、操り人形でもないんですよね。確かに我が子は可愛い。その存在を否定するようなことはあってはならない。でも、いつか巣立っていけるように育てなくてはならない‥‥どこか寂しさもあるけれど。
どう言っていいかわからないけど、「〜してやった」が多い人生、って、幸せではないよなぁ‥‥と思ったのでした。

☆のたくた。(こんなんばっかだ)☆
なんか、日中はどこにも行きませんでした。うーむ。
午後から、まめだぁの友人が3人来て下さって、まめ子と遊んでくれました‥‥って、用件は別に、託児をお願いしたわけではなくて(笑)、おじいちゃんにお線香をあげに来て下さったんですが。一昨日が命日だったしなー。
日が落ちてから、おばあちゃんが年始のご挨拶に行きたいところがある、ということで出かけてきました。が、先方があいにくいなくて、結局お夕飯を食べて帰ってきました。

☆今日の夕飯☆
和食系ファミレス(?)で。注文するにあたって、まめ子用に「暖かいハーフうどん」と「茶碗蒸し」が必須なんですが、おばあちゃんの注文したものに茶碗蒸しがついていたので、わたしはとりあえずうどんとご飯があればいいか、と。
さて、まめ子がハーフうどんをぺろっと平らげた‥‥もともと「食が細くて」という悩み方をしたことがほとんどないのですが、うどんを全部平らげたのは初めてかも‥‥今までは3分の1はわたしが食べてたので。「お子様うどん」なんかわざわざ注文しなくてもいいかなー、と思っていたのですが、これだと次から考えないと。その他に食べたものは、サラダのトマトと茶碗蒸しが半分くらい、といったところでしょうか。
余談ながら、わたしが食べたメニューには、ソフトクリームがついてました。で、まめ子にスプーンで少し食べさせたら「‥‥このつめたいのはなに?」とあからさまに(?)しぶい顔をされてしまいました。でもそのうち、まめだぁと争奪戦をするようになるのであろう‥‥。


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