※日記は別のとこに移動しました。
2003年12月27日(土)  自分でもまだ動揺おさまらず....

今日、1通の封筒が我が家に届いた。
高校時代の部活仲間からだったので、OB会関連のお知らせかなぁ、と思い軽い気持ちで開けた中身はとんでもなくヘヴィだった。

どうやら高校時代にお世話になった先輩が殺人罪で起訴されているらしい。

その先輩はニュージーランドで音楽を学びつつNPO活動にも参加なさっていたらしいのですが、今年の2月にその寮で起こった寮生死亡事件に関わっていたとして起訴されたそうだ。
とても悲しい事件だし、もし起訴されている内容が真実なのならきちんと相応の罪を償わなければならないと思う。
無罪にしろとは言わない、だって実際に人が亡くなっているのだから。
でも現地の今の状況では真実を明らかにするどころか、公正な裁判すら行われないかもしれないといった状態らしい。
現地では当初から【リンチ殺人】と報道され、逮捕された彼らも【日本の社会から追放された不良グループ】というレッテルを貼られてしまっているそうだ。
更に通訳の不備による言語の壁は大きく、また彼らの活動に対する理解も殆ど無いとか。
これは陪審制をとっているニュージーランドではかなり不利な状況なんだそうだ。
殺人罪が確定した場合、彼らには終身刑等の重罰が課されることになる。

この件に関しての詳細は以下のサイトに。
ニュージーランド『不登校寄宿生死亡事件』に関する情報(別窓開きます)
よろしければご覧ください。

2つ上の先輩で、本人を直接知っているだけに驚きもひとしおだった。
今度何かの機会にお会いしたらLOTR、やっぱ盛り上がってました?とか聞いてみようと思ってたのに。
まさか、彼が。
こんなセリフ、ワイドショーでしか聞いた事無かったよ。


公正な裁判が行われ真実が明らかになりますように。
今のワタシには署名を募りながらそう祈ることしか出来ないのだろうか。