2002年02月04日(月)



【―感情―】


   その「感情」に名前は無かった。
   誰も無い、何も無い、まるで「無」に等しかった。

   それに名前を与えたのは人だった。

   誰かが「ムカツク」と一言言った。
   淀んだ感情へとそれは変化する。

   まるで黒い波のように、ムカツカれた誰かに飛んで行った。
   淀んだモノがその誰かの感情をとり込み、
   更に淀んだモノへと成長させた。

   けれど、それはそれ以上成長しなかった。
   別の誰かの感情がやわらかく淀んだモノを包み込み、緩和する。
   それは優しさと呼ばれた感情。

   誰かのイライラを誰かの優しさか和らげた。
   誰かの優しさは誰かの優しさへと繋がった。
   そしてまた誰かの淀んだモノを、緩和する。

   まるでそれはメビウスの輪、斬れない輪。

   感情は伝染する。
   感情は言葉を超えて伝わる。

   「そして感情は変わっていくモノ」

   淀んでしまった感情でもいつか別の感情へと変化するから。

   感情を無視しないで欲しい。
   けれど、感情にばかり囚われないで欲しい。
   
   どうか。

   


   ****
   なんだか自分に言いたい感じ・・・。






 



↑エンピツ投票ボタン


///My追加///
///世界が僕を拒んでも///