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2006年02月20日(月) 菅直人流に言えば、偽造が本当なら民主党は「解散すべきだ」

その昔「国会の爆弾男」の異名を持つ社民連の楢崎弥之助議員が「自衛隊にクーデター計画がある」と暴露し大騒ぎになったことがある。
しかしこれ、実はガセネタを掴まされたもので、楢崎議員の信頼は失墜し、次の選挙では落選の憂き目を見た。
その楢崎と当時社民連の同僚だったのが菅直人民主党元代表である。
彼は今回の「永田怪メール騒動」を見て、当然かつての楢崎ガセネタ事件を想起したであろう。
どう思っていることか・・・と気になって、ホームページを覗いてみたが、毎日更新している「菅直人の今日の一言」があるにもかかわらず、奇妙なほどこの件については全く触れていない。
そればかりか、これほどの大問題を差し置いて、「団塊党」旗揚げとやらで大変ご機嫌の様子である。
菅のこの沈黙、そして機嫌の良さは何を物語るのだろうか。
2月15日付の読売新聞政治面によれば、

>小沢、横路、鳩山、管の各グループとリベラルの会の中堅議員は9日、都内にひそかに集まり
>連携のあり方を探った。出席者の1人は、「前原を強引に引きずり降ろせば、批判を浴びる。
>辞任に追い込む高等戦術を練らねばならない」と語った。

とか。果たしてこの「高等戦術」とは・・・?
ちなみにメール問題について前原代表は、「すべての責任、自分に」と言明している。
>民主党の前原誠司代表は20日午後、津市内で記者会見し、ライブドア前社長の
>堀江貴文被告が武部勤自民党幹事長の二男に資金提供するようメールで指示したと
>民主党が指摘している問題に関連、「党のすべての事柄について最終的な責任は
>代表にある」と述べ、仮に指摘に誤りがあれば、自らの責任は免れないとの認識を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060220-00000091-jij-pol

ところで、菅の日誌を見ていたら、15日、つまりメール問題の起きる前日にこんな記事があったので吹き出した。

>■偽造選挙
> Date: 2006-02-15 (Wed)

>耐震強度も、ライブドアの黒字も、BSEの安全性も全て偽造。
>昨年の総選挙は国民に偽情報に基づく「改革」イメージのもとで行われた偽造選挙だったことは明らか。
>総選挙のやり直しのために、解散すべきだ。

そう言う自分の党が「偽造メール」で国民を瞞着していたらどう落とし前をつけるのか?
勿論、党首の挿げ替えだけでは済まされない、
こういう「偽造政党」は「解散すべきだ」ろう。


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