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2004年07月02日(金) どうでもいいけど、参院選について

今月11日の参議院選挙投票を目前にして、選挙戦が盛り上がっているのかどうだか、
それもよく知らないほど個人的には関心が薄い。
これが衆議院選挙なら政権交替の可能性だけはあるわけだが、
でも参議院では、結果がどうなろうとあまり意味がない。
せえぜえ、自民党が負ければ(50議席を割れば)小泉が辞めるかもしれない、と言った程度。
何か、勘違いしてる人が相変わらず多いようだが、小泉が辞めたって、別にどうって言うことない。
誰がなろうと、どっちにしろ自民党首相なのだから。
まあね、多少は小泉とは目先を変えるでしょ。
でもイラクから自衛隊が撤退するわけじゃない。
小泉が辞めたって、自民党である以上は外交の基本政策は代りませんよ(残念でした)。
むしろ内政面で、構造改革取り止め、
・・・はいいにしても、その反動でまたバラ蒔き型景気政策復活とか、もう滅茶苦茶でしょ。
つまりヘンに野党−民主党を勝たせたら、むしろ日本の政治は悪化するだけ。
それは民主党にとっても、プラスではない。
ここでなまじ勝ってしまったら、「今までの姿勢が評価された」などとバカな自信を抱いて
何も反省しないから、また下らない国会闘争の繰り返し。
で、結局、愛想を尽かされて次ぎの衆議院選挙ではボロ負けというお決まりのパターンに陥るのは必然。
消費税の時を見てみなさいな。
空疎なマドンナ・プームで参院選に大勝してしまった社会党が何もできないで、
結局その後どうなったかは、歴史の示す通り。
或いは、6年前の参院選でもいい、
自民敗北で橋本首相は辞めたけど、その後政治はどうなってるか。
つまり参院選で野党を勝たしても、政権交替には全く結びつかないのだ。
むしろ「急がば廻れ」で、この際は野党の方に「お灸」を据えてやった方が、
長い目で見たらためになるし、
そして本当の「決戦」である衆議院選挙=政権交替への近道だと思うのだが、
さて、果してどうなることか…。


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