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2003年08月17日(日) テレビ50年・・・狂ったフジテレビに見る「1億総白痴化」の惨状

フジ、王監督を便器に沈めて怒らせる
>13日放送回では、王監督の顔の模型をあしらった「便器」が商品として紹介された。
>アシスタントふんしたお笑いコンビ雨上がり決死隊の宮迫博之(33)が、
>王監督の口の部分から飛び出す水で尻を洗浄し、商品を絶賛する映像が流れた。
 

いつまでも筑紫哲也の左翼カルト番組を放映しているTBSの脳味噌も腐っているが、
ただ、その時代錯誤な馬鹿さ加減は、もはや殆どの国民に見透かされている。
従って彼等は既に単にピエロに過ぎない。
だが、日本人のモラルを破壊する低俗番組を垂れ流し続けて恥じないフジテレビの罪は、
今も昔も重い。
世の中にはやっていいことといけないこととがあるし、
何でも「お笑いだから」ということで許されると思っているのは、大きな間違いである。
「面子を潰す」「顔に泥を塗る」という言葉があるぐらい、
人間の顔はその人格の象徴とも考えられているのだ。
にもかかわらず、王監督の顔を、こともあろうに便器に見たてるとは、いったいどういう了見か。
いや、こんなことはいちいち言うまでもない「常識」だろう。
しかるに、こういう幼稚で愚劣な番組を平然とオンエアしているスタッフ、出演者、
そしてフジテレビの神経は狂っているとしか思えない。
本当に謝罪する気があるのなら、番組も即刻打ち切りにすべきだろうし、
そしてダイエー球団、日本プロ野球機構は、フジテレビを日本シリーズ放映権候補から
除外するぐらいのペナルティを与えるべきである。
本来なら、王監督から名誉毀損で訴えられても当然の話なのである。

そもそも、「面白ければ何をやってもいい」というポリシーで
1980年代から「1億総白痴化」を具現してきた元凶がこのフジテレビである。
そして、それに連なるタモリ、たけし、さんま、とんねるず等の、芸無し・弱い者いじめ
芸人どもだ。
彼等は、人が真面目に一生懸命にやっていることや、悩んだり苦しんだりしている姿を、
やれ暗いだのダサイだの何だのと馬鹿にしてせせら笑い、軽んじる事で、
日本社会の美徳を悉く破壊して来た。
時はあたかもバブル全盛時代であり、
大切なのは中身より外見、そして金、自分・・・という風潮を蔓延させ、
日本人の道徳、良識、価値観、全てを破壊した。
その中心にいたのはフジテレビ。
また一方では「オールナイト・フジ」や「おニャン子クラブ」等に始まる素人女性商品化
を推し進め、今日の日本女性総売春婦化現象を現出させた先鞭をつけたのもフジテレビ。
その亜流と追従者、そして「サブカルチャー」などと礼賛してきたインチキ評論家や
バカ学者たちも共犯だ。全く、許し難い。
テレビ50年史には、こうした負の側面をもきちんと銘記するべきであろう。


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