- 2001年08月24日(金) 大房岬
ボートを出して船形漁港に行った。 徒歩で30分、目指すは館山の北側にある大房岬だ。
この岬、小高い山のようになっているので展望台からの海の眺めがすこぶる良い。 それから海もとてもきれい。これが東京湾か、なんて思えるほど澄んでいる。
頂上?で弁当を食べた後は散策開始。 太平洋戦争時代は要塞として使っていた場所もありその跡地なんかはちょっと気味悪い。 肝試しにはもってこいの場所かも。 さて、キャンプ場を抜けて目玉の洞窟へ向かう。 崖の下へと続く階段を下りぽっかりとあいた入口から中を覗く。 中はガスで真っ白に霧がかかっている。
洞窟入口。 誰が備えたか祭壇がある。 何の為だろう。洞窟の為?それとも供養の為? 入っていくのを躊躇してしまう。
この洞窟、奥は深いそうだがまだ確かめられていない。 心細い懐中電灯を頼りに穴の中へ降りていく。 外は真夏日なのに中はまるで冷房でも効いているよう。 まっすぐ8m進み左へ曲がる。 曲がってから8m、ここまでは何度か来た事があった。 いつも、ここまでだと思ってた。
一人が言った。 あの隅に穴があります。
崩れた岩の上を這いあがり穴から奥を覗く。 少し急な下りの後に右に折れているのがわかった。 これは、やばい。 装備が不充分である。 中はどこまで続くのだろう…。 そんな事を考えながら外へと戻った。
墓荒らしじゃないけど、そんな気分だ。 呪いなんかがあったら怖いもんね。 人の手の入っていない世界はそのままにしといた方がいいだろう。
気分を変えて海へ行った。 岩場は楽しい。 しばらく泳ぎながら両手一杯に貝を取った。 眼鏡と足ヒレがあればもっと遠くに出れるのにな。 手探りの貝探しはなかなか見つからない。
!。 痛い。背中に激痛。 クラゲの一撃だ。
…洞窟の祟りかも。 そんなことないか。(笑)
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