にゃんことごはん
ごはん



 (続き)

最初に購入したのが、キャンプ用の折り畳み式のローチェア

それがあれば、ベランダでまったりできます
折しも残暑厳しい9月初旬に届いたそれ、いそいそとベランダに出して
座ってみました

快適!

ステップのおかげでベランダへの出入りにも不安がなくなり、私はいそいそとベランダのキャンプ用チェアに座り、夕涼みを楽しみつつ、酒を飲んだりしていました

今年の残暑は厳しく、信州でもけっこう暑い日が続きましたが、10月ともなれば日が沈むと気温が下がってきます、となると、寒さ対策を考えざるをえません
気温が下がってもベランダで過ごす術はないものか、できれば、休日、寝っ転がれるといいなあ、と怠惰なことを考え

……結果、テントと寝袋を購入しました

まあ、災害などの非常時対策も兼ねて、ということで、ソーラー発電板も備えた簡易電源も一緒に購入しました

おかげで、休日はベランダキャンピングの日々です

そして実感したのが、外気に触れ陽の光を浴びることの大切さ

わざわざキャンプ場に行くような甲斐性もなければ、そもそも足ももたないので、キャンプがどうこうより、外気のなかでのんびり過ごすことへの憧れはあります
こちらは横浜よりも自然を感じる環境ではありますが、むしろ横浜にいたときのほうが、近場に公園があって買い物途中に休憩したり、時に、買い求めた缶ビールを飲んだりしたり、といったことができたように思います

もちろん、こちらにも公園はありますが、規模の大きい整備されたもので、ちょっとした緑地とかちょっとした小公園とかがない、おそらく家々の敷地が広く、また寺社神社が多いから、それらが、代わりになっているのではないかと思ったりもしますが、その辺は、このあたりの土地をくまなく知っているわけではないので、何とも言えません

少なくとも、外気のなかでのんびりできる公的空間は、私の住まう近所にはない(もしくはあっても、小さい寺社神社の境内で、そこでまったりしていていいかわからない、ましてや、そこで酒を飲んでいいかどうかわからない、というよそ者の悲しさ)という状況のなかで、広いベランダが快適な外的空間として私のなかでクローズアップされた、ということのようです

寝袋は、非常時のことも考え、マイナス12℃にも対応できるものを購入したので、真冬でもバッチリ、どんと来い、と、いきなり寒くなった、ここ数日、ニマニマしている私でした

2021年10月24日(日)
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