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■ ひと足に冬が来りて 起き抜けの足元寒し 師走の半ば
あと半月余りで今年も終わります。先週末辺りから急激に寒くなって、一気に冬本番の昨今。布団から出たくない心境に陥ります。術後の傷にも寒さが一段と堪えます。 でも、このピリッとした空気は決して嫌いではありません。とは言うものの横浜の冬など、北国からしたら笑っちゃうほどのものでしょう。
猫炬燵も温度を「高」に設定。一日の大半は、ぬくぬくと炬燵に潜っている練ちゃんですが、時折甘えにやってきます。前足で私の二の腕あたりをちょいちょいとひっかいて、ナデナデをおねだり。 まあ、その、しつこいこと。食事中だったりして右手があかないと、いつまでもいつまでも、ちょいちょいちょいちょい。結局、食事を中断して満足いくまで撫でまわすことに。
その割に、私がトイレに立ったりすると、あっさりいなくなって、つまりさっさと炬燵に潜り込み、ぬくぬくとしています。ちゃっかりしていて、その辺が猫らしいと思います。 同じ猫でも、ワンコの如くいつも傍にいたニャンちゃんや、付かず離れず視界の端に陣取っていたショーちゃんとは違います。控えめに口だけニャーで甘えてきていたきらちゃんとは、もっと違います。 チャチャコは、ちょっと練ちゃんと似ていたかもしれません。でもしつこさは、練ちゃんより上でしたっけ。
甘えたのポッポ、寝起きに必ずポンポンをねだったジュリナ、余り甘えることのなかった家庭内野良のあみっち。寒い日に、みおくった仔たちを思い出すのは何故でしょう。人間より少し高い猫の体温を懐かしく思い出すからでしょうか。
もう、生まれ変わっているかもしれないあの仔たち。また会いたいと思いつつ、生まれ変わって幸せになっていてほしいとも思います。
昨日からの雨はあがったものの、冬の曇天に少し感傷的になっているのかもしれません。
2018年12月12日(水)
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