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小学館コミックカセットブック「エリア88」
2005年03月26日(土)

小学館コミックカセットブックを聞いたら、森功至がいた。
さらりと書いているが、森功至である。
このカセットブックというは、昭和62年小学館から発売された『エリア88』のドラマカセットのことである。これは古さゆえ、現在ではなかなか手に入らないもののようだが、たまたま状態のいいものが見つかったので、即効で購入してみた。価格は定価の3倍の5000ドル、じゃなくて5000円強。ちょ、ちょっと高いんじゃない?とも思うが、でもこれを逃したら次はいつ手に入るかわからないので、迷わず購入を決意。20年近く前のものなので、経年にともなう古びた感じはあるものの、新品同様の保管状態といっていいぐらい状態の良いものだった。コレクター向きの商品といっていいかもしれない。なかなかいい買い物をしたとまずは満足。

私がこのカセットで買うに当たって一番の興味をひいたものは、キャストの中にある森功至の名前であった。
森功至についてはこれま当サイトでたびたびネタ話題にしてきたが、あの森功至である。
森功至といえば、エースをねらえ!の藤堂さんをはじめ、はいからさんの伊集院少尉、アタックNo.1の努君、キューティーハニーの青児さん、ガッチャマンの大鷲のケン、ドカベンの土井垣、などなど数々のヒーローを演じてきたベテラン大御所声優さんである。近年はナレーターしてのほうが有名になってしまったが、いまだにサーブをするときは、「ひろみ、いくわよ」と言ってしまう世代の人にとっては、馴染みの深い声優さんである。おそらくバレーボールを持つとついつい「いくわよ、こずえ」といってしまい、袴の女学生を見ると「いやだいやだよはいからさんはいやだ〜」と歌ってしまう世代にとっては、誠実で清廉そうな青年役といったら、まずこの人をおいて他はいないのではないだろうか。
森功至?えーと誰だっけそれ?と言う人も、あのわざとらしいいサワヤカな笑い声を聞けば、一発で、あの人か!とおわかりいただけると思う。ハハハハ。
思うに、私が子どもころは、観るアニメ観るアニメいつもこの人がいたような気がする。チャンネルをひねれば、いつもかならず、彼はそこにいた。ヒーローといえば、たいていはこの人と相場がきまっていた。大人になっていから調べてみると、この人も森功至だったのか、あの人も森功至だったのか、と記憶の中にいたキャラがあれもこれも森功至だったということがわかって感慨深い。そして今も彼が演じたキャラは時代を超え、実写でネタドラマ化されていると思うと心に染み入るものがある。今度実写化されるらしいアタックNo.1の一の瀬努なんて、中学生のくせにトラックを運転して、最後は崖から転落事故死するという笑いなしでは見れないすごいキャラだったよ。

が、しかし、この間も述べたとおり、私は子どものころは、そんな正統派ヒーローよりも、ニヒルな人が好きな子どもだったので、大鷲ケンよりコンドルのジョー、伊集院少尉より鬼島軍曹、ロベスピエールよりアラン、土井垣より不知火・・・という具合で、これでもかというぐらいことごとく好きなキャラと森キャラとがかぶらないのであった!もちろん銀英伝はミッターマイヤーより、アッテンボローである。

そんな森功至の名前がこのカセットの出演者のところにあったのだ。
なんだってー?森功至!?森功至がエリ8に出るのか?
私も漫画を読むときは、このキャラはこの声優さんの声で読もうという遊びをしばしばやるので、エリ8もいろんな声優さんの声で読んでは楽しんできたけれど、森功至があてはめるにおあつらえ向きのキャラがエリ8の中にはいなかったので、今まで使ったことがなかった。
いったい誰をやるんだろう?まさか風間真?!
うわっ、森功至の風間真なんて、なんか精悍そうな風間真になりそうだな。そんな風間真は私イヤかも・・・。
もしやシンだったらどうしようと、落ち着き泣くオロオロするのだが、他の出演者のところに塩沢兼人の名前があったので、ああ、きっとシンは塩沢さんだろうと、シン=森功至の線は取り合えずは消えたと胸を撫で下ろす。では真でないとすると、誰なんだろ?ミッキー?サキ?ロッキー?それとも、リシャール?うーんどれもピンとこないな。いや、もしかしたら、塩沢さんがやるのはサキで、やっぱ真なのかなぁ。うわっ、なんかイメージが・・・。
とそんな調子でソワソワしながら、カセットを再生してみた。すると居たよ居た、居た居た居た居た!聞き馴染みのあるあのよく響く声が。

神崎か!

そう、このカセットブックでは、森功至が神崎悟の声を当てていたのである。カンザキ〜。
この前もいった通り、私は安原義人のニヒルなしゃべりが好きなので、OVA版の神崎はお気に入りなのである。安原サトルは軽さもよし、重さもよし、ニヒルな悪役な中に母性本能をくすぐるものがあって、あのOVAの中じゃ一番自分的に気にいっている配役なんだけど、その神崎を、その神崎をよりにもよって、森さんがやっていたんである。

ノォォォー・・・・!俺の神崎が・・・俺の神崎が・・・俺の神崎がァ・・・ガラガラガラガラ・・・。

いやあ、森さんの神崎は、肝の据わった原作の3割増しのふてぶてしい神崎でしたよ!後ろから膝カックンでもくらわしてやりたいぐらいふてぶてしい神崎でした。こんなおもしろいものを聞けるだなんて、5000円は安すぎる買い物だったよ。
内容についてはまた次回。
それまでの間、下にキャストをあげておくので、出来る人は、これで声を当てはめて、エリ8の最初の部分でも読んいてください。じゃ、失敬。


小学館コミックカセットブック  「エリア88」
A面 29分56秒
B面 27分54秒
製作・販売・・・小学館
原作・・・新谷かおる

<出演>

風間真・・・塩沢兼人 
津雲涼子・・・藩恵子 
神崎悟・・・森功至
サキ・・・堀秀行
ボウマン・・・田中亮一
係官・・・屋良有作
ボリス・・・郷里大輔
外人・・・矢田刺司
安田秘書・・・上村典子
コントロール・・・広中雅志
ジュゼッペ・・・宮内幸平
チャーリー・・・難波圭一
ナレーション・・・阪脩



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