テニスとゴルフの日記

2005年10月24日(月) 買ってしまいました、ncodeUS90マッチペア

土曜日夜に決断し、既に売っていたら諦めようと思いつつ仲介してくれるであろうはらっちに連絡。すると3万4千円でどう?とのこと。即決でした。
やはり決断に至ったのは木曜日の練習で気持ちよく打てているのに、僅かにバックアウトしていること。確かにフォーム的にはまだ問題はあった。
しかしスピン量が不足しているのは明らか。
この状態から回転量を増やすスイングをして前方へのフォロースルー不足またはスピード威力共に落とすのは頂けない。
それに木曜日の練習では徹底してスピンボールを打つつもりでスイングを意識していたのにもかかわらず、思ったほど回転量が出なかった事に不満を感じていたのだ。

で、日曜日すぐにラケットが到着したらしい。
この日はサークル練習があり、ncodeの有無に関わらず参加しようと決めていたので渡りに船である。
そして二度目の遭遇である。
しかしすぐに問題発生・・・グリップ2だった・・・。
テープを二枚巻きにしようかとも思ったが、ひとまず新しくいモノに張り替えて練習を開始、おおっ!やはりスピン量は十分だ!
バランスはトップヘビー気味、しかし振り遅れるほどではない。
特徴的なのがインパクト時のホールド感とその後の押し出し。
この押し出しによってスピンがかかるようだ。
打点を懐に呼び込む打ち方では恐らくバックアウトするだろう。
しかし積極的に前で捉え大きく振り出していけばかなりの回転量が期待出来るのだ。
昨日も色々な人と打ったが、女性陣に対しては申し訳ないくらいに回転がかかってしまうし、跳ね上がりも厳しい。
さらにラケット自体のパワー感がかなりあるために、後ろからパワーを出して振り回すよりも、コンパクトな構えから前打点で捉え押し出す打ち方が向いている気がする。
プロスタッフツアー90はサンプラスが85インチよりも若干フェイスを広くしてパワーを付加する理由で作られたと聞いたが、もしフェデラーの要望を聞いて作られた部分があるとしたら、ツアー90も今の打ち方をするといいラケットである可能性があるのかな?

ここ数年色々な新製品のラケットを試してみたが、どれも良いラケットでどれも飛びすぎた感覚が強かった。
実は今回購入したncodeも一度借りて打った見たことがあって、その時の印象はスピンは凄くかかるがフラットはバックアウトするだろうなーという印象だった。
しかし前回使ったときには、まだフラットベースでオープンスタンスでスピンベースの考え方もフォームも出来ていなかったので、購入を断念した。それにグリップ2であることも問題だった。

結果グリップ2であることを忘れて購入したのだが、正直グリップ2も悪くはないかもしれない。むしろトップヘビーのこのラケットは体に負担が来ないのならば使い回しがいい細めの方が良いかもしれない。

まぁいずれにしろ想像以上の性能である。
サーブも力んで打つよりも綺麗に腕を伸ばして回転慣性を最大に使った打ち方の方がスピードが出る。
はっきり言って力まない方が良いのだ。
上から潰すとか、叩き付けるのではなく、殿のように綺麗に打球方向にしっかり振り出してやればそれだけでスピードと切れが出てしまう。
2ndサーブは回転だけで誤魔化したがそれでも枠に入るし跳ねている。
もっと良いサーブは打てるだろうと思う。

それとうれしい発見が、ある程度のスイングスピードを出して打ちに行くとプロスタッフで体感出来た破壊音が出るのだ!まだ使用期間が短いので何とも言えないが、一定以上の角度とスイングスピードが出せたときには回転量を抑えてくれる可能性を感じる。
つまりインパクトの衝撃が一定水準以下であればしならせる働きを最大限に使い回転を加え、水準以上であればしならせる働きを抑え面を安定させてくれるのかもしれない。
まぁ実際勘違いでも良いのだが、少なくとも打ちに行ったときの音は快感である。

さて、こんな事を考えていたら興奮して睡眠が取れなかったので今日のレッスンが心配である、どうなる事やら・・・

ひとまず今日の練習目標。
腕を伸ばして肘を体の前に押し出して前目の打点で打つこと。
状態を垂直に保つこと。
この二点。


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ビンセント