テニスとゴルフの日記

2005年08月22日(月) 急遽練習!?

日曜日は休息日ですが、ちょっと時間があいたのでマックスの予定を聞いて11時から練習することにしました。
ところが10時半ころに大粒の雨が降り出し「これは出来ないな」と思いさらに寝ていたところマックスが来訪。ん?出来るのか?確かに雨は上がっているがニューボールが毛羽立つなぁ・・・と思いながら眠い目をこすり出発。
完全に寝ていて朝食も採っていなかったのでパンを握りしめコート入り。あれ軟式の大会やっとるやん・・・予約予約と・・・40分後の入場となりました。二時間びっちりと考えていたマックスには悪いけど、目覚めの悪い俺には食事と一服を楽しめたので満足。さて練習開始。

マックスは基礎部分の修得はほぼ完了したといえる。
しかし本来の気の強さから来る遮二無二なプレーぶりがまだ顔を出すことがある。冷静に判断出来る部分ではそういうプレーは顔を出さないが予測が外れた時にはやはり無理矢理プレーしてしまうことが多い。
正反対なプレーヤーとしてはリーダー繁が相当する。ただしリーダーは予想が外れたときに諦めることが多いのだが・・・一回くっついてもう一度離れてくれないかな・・・
まぁ冗談はさておき、今二人にはほぼ同じ事をさせている。サーブ&ボレーの修得を目指し無理矢理やらせているのだ。
サーブ力に自信のあるマックスと逆にないリーダーはさーぶ&ボレーに対する考え方が違う。前述したように想定外のことがおきるとパニックを起こすリーダーと、無理矢理にでもプレーしてしまうマックスとではサーブ&ボレーにおける考え方がやはり違う。リーダーはサーブ力がないのでダッシュなど基本的には考えていないタイプ。マックスは将来的にはやろうと思っているのだが、サーブが完成してからで十分と思うタイプ。どちらもサーブ&ボレーに対しては消極的であった。
確かにシングルスでのサーブ&ボレーは難しい。しかしダブルスに関しては
良いサーブよりも良いボレーを持ってさえいれば良いと考えている。
サーブが甘ければ叩かれてしまうが、届いてしまえば何とかなるのだ。
ダブルスコートでリターンエースを取るのは結構難しいのだから。
で、やらせてみればそこそこの形にはなっている。面白いのがフットワークと得意なボレーが分かっているリーダーは予測通りの動きに対してはしっかりプレーしてくる。だがやはり性格が顔を出し、自分の得意なボレーサイドに回ることを前提としてダッシュしてくる癖がある。サーブ&フォアボレーではなくサーブ&フォアorバックボレーであることに諦めて自分がミスしないように打つのではなく、どちらに来ても積極的に良いボレーを打つつもりでプレーすべきだとアドバイスしておいた。良い意味での諦めとダッシュする事での焦りが無くなってくればボレー技術は持っているのだから上手くこなせるようになるはずだ。
マックスは素早いフットワークは持っているのだが縦の動きが慌ただしい。結果ボレーを打つときには自分のマックススピードで突っ込んできてしまうので左右への動きが制限されてしまう。亥年ではないはずだが猪突猛進癖を克服し風に乗ってダッシュしてくるような軽い動きを意識して練習すればボレー自体の細かいコントロールは必要にならないはずである。

と珍しく人のことを書いてみたが、この日は雨模様ながらバナからも熱いメール攻撃を受けた。A級挑戦してぇーーから始まるメールだったが、練習に参加したことと違ってかなり質問の内容や質が明確になってきている。単純にバカスカ打ちたいだけの奴ではなくなった。
バックハンドも向上したし、サーブは質そのものが別次元の領域に近づきつつある。これに最大の武器と自他共に認めるフォアハンドの安定が加わればA級でも十分勝てると思う。テニス歴自体は十分に長いのでテニス感はあるし、センスも豊富にあるので後は考え方と具体的な練習での目標を己で見つけしっかりやっていけばかなりやばい奴になるだろう。豪快なテニスに正確性が加われば鬼に金棒である、やべぇ、おれも潰されないようにしなければ。

ようやく俺である。
昨日の練習は基本マックスのためにメニューを組んで実行したが、立ち上がりの乱打タイムは自由にやらせてもらった。
先週末に素振りした事を試すには十分だった。
デュースコートでは今ひとつのフィーリングだったが逆クロスサイドでオープンスタンスからのショットがコントロール出来た。逆クロスに打つのにわざわざオープンスタンスで打つ、というのは恐らくテニス人生で始めてのことであろう。しかしこれが打てるモノなのだ。
そもそもクローズドスタンスとオープンスタンスでは根本的な何かが違うと感じた。過去にもセミオープン気味に構えていたときがあったが、あれは高い打点のフォアクロスを打つためにやっていた打法だったので、基本的にはスクエアと同じ前後の体重移動で打ち、フィニッシュ時にフォロースルーが取りやすいようにそうしていただけだと思う。
ところが昨日のように最初からオープンスタンスで腰の回転を使って打つ!と決めている場合にはボールへの入り方から違ってくる。
クローズドでは背中からボールを呼び込んで懐に呼び込んで打つ、こういう感覚だったのだが、極端かもしれないがオープンだと弾道の延長線上から自分の体を真正面からセットしていく感じだ。
誰にでも伝わる感覚ではないが、薄目のグリップでスクエアスタンスを基本にフラットドライブを打っていたプレーヤーならばこの感覚が分かるかもしれない。まっすぐ来たボールをまっすぐに打つ場合は足もスクエアスイングもまっすぐ飛ぶ。オープンで同じ事をした場合には右足のセットを若干ボールよりにしてそこから左足をアウトステップして打ちに行く感覚だった。
こういう感覚でフラットを打とうとすると間違いなく打点に詰まるだろう。
まぁもっと修正すべき点は出てくるだろうが、一番の違いであるスタンスは一定の理解を得ることが出来た。後はスピードの強弱、ボールの高低やタイミングなどを合わせるのにどういう調整が必要かを学んでいけばいいと思う。
なかなか良かったかな?

さてと素振り修正後。
大幅に変更無し、というか限界かな?
本日はじゃいあん亭にて希少なホルモンをご相伴させてもらうことになっているのでレッスンはお休み、明日がっちりやる予定です。
さて撮影し見たところ大きく問題点は変化せず。体軸の傾きの原因は頭が下がっていることは確実。後は打点が前過ぎるのか、インパクト時の左半身の引き込みが大きいのかちょっと確認出来ない。
いつも若干斜めの位置から撮影しているのだが、気が付くとストレート方向よりもやや逆クロス気味に打っているようなので思い切って逆クロス側から撮影してみたのだがそうするとさして体軸はずれていないように見える。
ということは可能性としてはスタンス変更による意識変革が重要なのかもしれない。
さらに土曜日に発見した左足の流し込みはようやくスムーズになってきた。
だがまだ油断するとそのまま蹴り出してしまうし、その理由にはスイング開始時から下半身が伸びきってしまっている悪癖も関係している可能性が高い。
腕のスイングも安定傾向にあるが、振り始めは今ひとつ感覚が掴めずにスイングが小さくなる事も多い。
ひとまず火曜日のレッスンではクロスよりもストレート逆クロスの球出しが多いことを祈ろう。恐らく体を締めて打つ方が癖もなく得意なショットであるからここを固めてからクロス打ちを修正した方が正確なフォームが身に付く可能性が高いと思っている。

具体的な修正ポイントが見つからないのはやはり体軸の傾きである。
一行もこれに気が付いていて球出しの際にはあえて高いボールを出してくれていたりするのだが、まだ修正出来ていない。
最新の感覚としては、後ろ足を押し出すように前腰に荷重を預け、その勢いで前足を軸に一気に回る感覚はある。この動きをスムーズにマスター出来る頃には体軸がまっすぐになって来る可能性は十分あるかな?
後は面白いことに左半身の過剰な引き込みはおさまってきたみたいだ。
割と良いバランスでインパクト出来ている。
頭の位置は打点が低くとも頭頂部を下げてみるのではなくあくまで「横を向くだけ」だと思うがこれがなかなか難しい。

明日の修正ポイントは

1.後ろ足から前足への送り込み
2.頭の位置の修正
3.下半身の十分な余裕から一気に腰と肩を回し込むイメージの習熟。

とこんなところだろう。
ある程度素振りでのイメージトレーニングは出来るがやはり生きたボールを打ってこそのフォームの習熟だと思うので、明日の練習後のレッスンはきっちり行くべきだと思う。


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ビンセント