テニスとゴルフの日記

2005年08月15日(月) 打法比較

これは8月18日の日記を書いた後にまとめて書いています。

スピン打法

DV撮影でのフォームチェック、そして殿の試合観戦にて分かったのは、クローズドスタンスでは体現することが難しいだろうと言うこと。
素振りと実戦で違うのは仮に半面での乱打であっても、実際にはオープンスタンスで打っていることが多いという事実。
そしてこれにより前足に体重を乗せ込みここを軸として左半身リードで腰の回転をフルに使う素振りのイメージ通りのスイングは実際は出来てないことが判明。意識レベルの問題なのかフットワークレベルの問題なのかは正確には分からないが、球出しではなく乱打の中で生きたボールを打っていると自然とバランスを取りに行くようだ。
よって再度素振りでチェックすべきポイントは

オープンスタンスでフルスイングできるか?

これがポイント。
今までの素振りでもクローズドスタンスは基本。
だが前方への体重移動を重視したためではなく、前腰をスムーズに使うためのきっかけとして踏み込む必要があった。
単純にフットワークレベルの問題で、クローズドスタンスを体現できていないだけかもしれないのだが、左右に走りながら後ろ足のセット、前足の踏み込み、体の回転、スイング、これを行うのは実際には厳しい部分があるかもしれない。
だが、腕のスイングそのものは、脇が閉まりすぎていることによるスイング軌道が小さくなっていること以外に動き的に問題はない。
ヘッドダウンして肩から押し出していき前位置で一気にスイングスピードを加速させて左半身まで大きく回し込むことが出来ればこのスイング自体は悪くはないはず。

フラット打法

この休みで考え方と理解できない部分が理解できた。
要因はいろいろあるが、まずは前打点で取ることに慣れたこと。
これにより打ち負けないと言う感覚が理解できた。去年の暮れから年初にかけてタイミングさえ合えばすばらしいショットが打てることが分かった。
しかしこの後遅いペースのボールをハードヒット出来ないことが露呈。前足への踏み込みと上体の開きを研究していると、行き過ぎて積極的に腰の回転を使う打ち方に開眼し、スピン打法に変わる。この時点で良いボールを打つ、と言うことよりも「全てのボールに対してフルスイングできてコントロールする」事に主眼がおかれる。
そして2005年8月17日、前打点でボールを押しつぶしてフルスイングできることが分かる・・・とこういう歴史ですな。

フラット打法における最大のポイントは「前荷重」であろう。
当初一行打法を研究していた時には上半身の回転を使っている、と思った時期もあるのだが、結局上半身の回転はさして使っていないようで、インパクト時には上半身の向きはグリップエンド方向で留めているようだ。
スピン打法に走った時のインパクト時の上半身の向きはほぼ正面を向いているためにもう戻れないと感じた。完全に正面を向いてしまえば前方への押し込みを行うのは難しい。逆に上下動を肩を中心に行うのはスムーズでやりやすく、スピンを加えてフルスイングすれば安定感とスピードを両立できていた。

と、盆休みの間に素振りを欠かしたおかげで回転打法の基礎概念が甘くなっていた。さらにDV撮影を怠っての練習が続いていたし、本人も見るより感じることを重視していたので驚く部分もある。

素振りをしながらちょっと根っこを考え直す時期に来ているかもしれない。
戻すか進むか。


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ビンセント