しかしテニスをしていなかったおかげで気力と興味は再び向上してきたかな?とりあえずは来週の水曜日で地方出張が終わります、これでけりは付くな。
さて忘れぬうちに要点を。
* テイクバック時体に近づけた位置でラケットをキープし後方に伸ばす意 識でスイングを開始し、同時に左半身での引きによって上半身と腰の回 転を最大限度使うようにする。
これで良いでしょう。 6月末から先週にかけてスランプにはまっていたのは打点が遅れていたこと、テイクバック時のイメージが枯渇していたことでしょう。 特にスランプのピークにはラケットの引きが遅い、等と自認しており、これは好調時に掴んだ感覚が消えていたことが原因です。 やはり最後にDV撮影した時、つまり腕を伸ばすようなフォワードスイングから力み無く打ちに行く感覚がまとまらないうちに練習量が減ったために結果フォワードスイングで力む打ち方になったと思います。 でも左半身を開いていくことはゆずれなかったので、さぞかしバランスの悪い打ち方だったと思われます。
さて先ほどの素振りで懸念だった左足の追い越しについて予測が付けられるようになってきました。 ここも要点から。 まず一気にし込むことを止めて殿のように抜くことを優先することにします。この意識を高めることで後方に荷重が残らないように出来ると思います。ここのところ、結局回し切れればいい、という考えが強かったため荷重が残りすぎることが多くバックアウトやワイドが多かったからです。 右足一本で踏ん張ってオープンスタンスで打たなければならない状況も少なくないのですが、この時の基本はフラット荷重か右足で蹴って前方にぶつけていかなければならないでしょう。 これを右足一本で踏ん張ったまま打てば確実に後ろに荷重は残ります、これでは腕だけで打つしかありませんね。コースを最重要視しスピードとスピンを妥協する意識で打たなければ総体的なフォームのバランスが崩れていくので今後はここに注意です。アウトボールを返球する際にはこういう状況になりやすいのですが、浅く返球してしまえば恩を仇で返されることもあるので攻めて深いボールで返球することを心がけましょう。
ということで次のテーマは
1.腕を畳み肘を高く上げたテイクバック
2.畳んだ腕を伸ばすようにリラックスして縦にヘットダウン。
*体の向きとほぼ並行にラケットを動かす。そして肘を高く引いている テイクバック完了時には肩は後ろに張られている。これがヘッドダウン の動きによって開放され前に押し出される。
3.右肩が前に押し出されると右半身が下がる。このことにより自然と左肩 が開かれるので一気に引っ張り込む動作と腰の回転を使い手首からイン パクトに向けてスイングする。 *
4.スイング開始と同時に・・・
5.インパクト時までしっかり打点を見つめる意識を持ち軸を保つ。
高い打点を打つ時には特に飛び上がりながらしっかり前に荷重を移動し、インパクトの瞬間にラケットヘッドに回転力が全て集約されているように一気に振り抜く。バランスを保ちながらインパクト後にボールを押し込むような感覚はBAD! フォロースルーの方向は前方に大きく振り出されるのではなくあくまで左半身に集約される。叩いてから押すのではなく叩いた瞬間に全てが決まる感覚を忘れないこと。インパクト後に修正出来るようであればスイング自体が間違っている。
とにかく余裕がない状況以外は可能な限り前に荷重をかけてインパクトポイントにラケットヘッドをぶつけていくことが重要だ。 乱打では多少暴挙でもかまわないからバウンド前の予測に対してある程度のミスを織り込んで早めにスイングを開始しよう。 バウンドしてからの変化を呑気に見ていると打点もスイング開始も遅れる。 理想的なことをいえばテイクバック時の大きなポジショニングミスがなければ後はスイングスピードで対処、ということになるが、これを意識するとスムーズなスイングが体現出来ない可能性がある。 結果豊富な経験を生かした誤魔化しの返球をするくらいならば、今はスイングを大事にしてミスヒットした方がマシだと思う。
恐らくは旧来の打ち方では打てない時には可能な限り打つ努力をする、これが基本。 しかし現在の打ち方は相手のペースに対して合わせたり、自分のペースを落としてはならない。スイング自体が相手のボールのスピードを生かしてカウンターを打つことに優れたフォームではなく、あくまで自分自身の回転力を生かしヘッドスピードを上げることに特徴があるために、旧来では当たり前だったスイングスピードの調整は不要だ。必要なのはスピンの回転量をコントロールすることであり、スピードの調整はスイング方向を下から上を増やすのが、水平方向を増やすのかの違いである。 とにかくポジションを下げずにしっかりスイングすることを心がけよう。 恐らく、こういう意識で打ちに行き、実際に伸びがあるボールや止まるボールが来た際にはその場で修正出来るのではないだろうか? だたし打点とスイングスピードだけは変えてはならない。 打点が遅れることは旧来の方式では懐の深さに繋がる重要な要素だが、今の打ち方の基本は相手に時間を与えないことにある。 打ちきれる相手に対しては最後まで攻めきられる可能性もあるが、そういう価値の高い相手に対してはコースと深さ、そしてスピン量のコントロールで自分の時間を稼ごう。とにかく決して打点を遅らせないこと、しっかりスイングすること、これを心がけて練習してみよう。 中段は後に記載しよう。
机の上にあるメモには 「足→腰→左肩→右肩」とある。 右足の蹴りや左足を軸に回転することを研究した記憶もあるが、今はその感覚は希薄だ。 まぁ全てを一気に解決する必要はない。 チェックし崩れる、その繰り返しの中で完成度を高めていこう。
書き忘れたが、バックハンドも前打点を意識し早めに振り出せばパワーがさしていらないことが分かってきた。 フォロースルーは前方に高いフィニッシュではなく、インパクトから手首を返し背中方向にフィニッシュすると結構良いスピンがかかる。 特にライジング時には引き込んで一気に振り出すタイミングを計るよりも打ち易いかもしれない。 しかしエルボーの影響がどの程度出てくるかが分からないのであくまでも腕のスイングを研究するよりも腰の回転を意識してしっかり前に振り出せるパワーを生み出すことの研究も同時にやりたい。 特にバックの腰のため方、前方への押し出しに関しては、ダブルバックの方が感覚が掴みやすかった。ちょっとやってみるのも良いかもしれない。
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