はやっていますね。俺にとってはあちこちリンクする必要などありませんのでここで十分です。思い出すたびに永久会員になろうと思うけれど忘れてしまうのが玉に瑕・・・しかし間違いなく今年度中には永久会員になるでしょう。ファイルのダウンロードをしておきたいね。
さて、昨日の事。 兄貴からもらったフェデラーvsアガシのUSオープンの試合をパソコンで取り込んで自分で連続写真を作ることに挑戦しました。 うまくいったのですが画像が荒い・・・残念。 で、最近思うことは薄いグリップにこだわる必要があるかどうか?です。 マックスやリーダー繁にはフラットの優位性を説いてきましたが、今やっている新しいフォームにはグリップによる大差がさほどあるとは思えません。 フェデラーを見ていると特にそう思うのですが、彼はフラット系のボールを打つときにはほとんど水平にスイングします。この水平にスイングする、と言うことが俺の知っているテニスとは根本的に異なるフォームがまさしくフェデラーのフォームであると考えることが多くなってきました。
力の強い男性がテニスを始めたときにフォアハンドストロークで注意されることは「腕だけのスイングにならないこと」「体を開いて打たないこと」この二点であろうかと思います。なぜそういわれるかと言えば腕だけのスイングをする、すなわち肩を支点としたスイングになれば怪我をしやすいこと、スピードは出るもののコントロール、回転を加えることは難しくなること、これが主な理由でしょう。従って体重移動や腰の回転を加えて大きなフォームを習熟させようとします。 つまりもっともパワーの出る打ち方である、回転運動にコントロールと回転を加えることが出来れば最高のショットが生み出せるかもしれません。その可能性がフェデラーのフォームなのかもしれない、そう思うのです。 確かに10年前と違ってプロ選手も大きく体の回転を使うようになってきています。特に腰の動きを積極的に使うフォームは5年前ほどから研究されてきていて、クロ−ズドスタンスこそテニスの基本!そう教わって来た時代からオープンスタンスで積極的に腰の回転を使う打ち方が流行ってきました。 クローズドスタンスのもっとも有利な点は全体重を使えることです。下半身を使って後ろ足から前足に荷重をかけることでかなりのスイングパワーを稼ぐことが出来ます。ラケット自体も強度が弱かった上、重量もあったのでスイングスピードを稼ぐのは簡単なことではなかったでしょう。 しかしラケットの進化によって体重移動を常に行わなくてもボールを打てるラケットが登場してきました。確かに今でも他の人から重い!と言われる事が多いプロスタッフだけど、ウッドよりは遙かに強度はあるし、パワーがないと言われるほど飛ばないラケットではありません。むしろ俺の感覚では今の新型で軽いラケットはボールが飛びすぎてしまいます。枠に収めるためにはスピンをかけるしかないし、どんなに飛ぶラケットでもスピンをかければプロスタッフのフラットよりはスピードが出ないと思っています。すなわち俺の中でのラケットの進化はウッド以降からプロスタッフやグラファイト、プレステージが出てくる前までです、マックス200は俺の中ではウッド以降プロスタッフ前に含まれるラケットだと思います。サイズも85インチ以下のほとんどレギュラーラケットだし、俺は全く使える気がしませんし。 で、今のラケットがらくちんラケットとしか思えない俺にとってはクローズスタンスとオープンスタンス、そしてフェデラーのフォ−ムを考えたときに導かれた答えが、 「クローズドスタンスにおける体重移動」と「オープンスタンスにおける腰の回転」これをミックスさせたスイングが現在のところ最高の理論なのではないか?という結論です。 俺の考えが間違っている可能性もありますが、クローズドスタンスでは前方へのスイングパワーは意味出しやすい反面上下運動や左右の回転は生み出しにくいと思います。 オープンスタンスでは下半身の蹴り出しで上下の運動パワー、さらには腰の捻り戻しが大きく使える分左右の回転パワーが生み出せます。 と言うことは、クローズドスタンスではフラットショットが向いていて、オープンスタンスではスピンショットが向いている、そう考えています。 さらにプロスタッフ以降積極的にパワーを生み出せるラケット、つまり材質の研究や強度が上がり、適切な重さで大きなフェイスとパワーを付加したラケットが登場したことによって、クローズドスタンスでもフラットショットを可能にしたのではないでしょうか。 ボルグが出てきたときに当時の人々がどういう驚きを持って迎えたのかは分かりませんが、少なくとも俺自身、ウッドラケットでスピンを打つと言うことが理解できません、理解というか不可能です俺には。 これは想像でしかありませんが、ウッドラケットで上下に振り抜くスイングが出来るプレーヤーは、あの狭い面でなおかつ上下に振る事が出来る能力があったのでしょう。それでは現代ではどうかと言えば、大きいフェイスでしかも軽いラケット、さらにただ飛ぶだけではなく適度なホールド感もスピン性能もある、こういうラケットがあれば純粋に水平に振ればフラットショットになり、上下に振っても多少のずれがあってもスピンをかけることが出来ます。これに斜め上に振ることを覚えて、体の使い方をマスターすれば不要に筋力トレーニングしなくても簡単にボールを飛ばすことが出来ます。 僕の若い頃はまだテニスは難しいスポーツ、そう思う人も多く、敷居は高くはなくコート事情も悪くはなくてもやはり力の弱い女性には厳しいスポーツだったといえたでしょう。現に女性ではないものの全く運動した経験がない男の友人にも様々なラケットを勧めたもののただ飛ぶだけで使い物にならないラケットも数多くあった時代でした。しかし今現在、これはひどい、と言うラケットには出会ったことがありません。技術の進歩はすばらしいですね。 さてフォームに話を戻すと、ラケットや身体能力の進化に伴ってオープンスタンスでスピードとパワーを兼ね備えたショットを打つことが可能になってきたと思います。結果テニスはハイスピード時代に突入し、ベッカーから始まりサンプラスを経て先に攻撃したものが勝つ、という時代に入ったと思います。当然ショットスピードだけではなく、準備もスピードが要求されます。そうなるとしっかり踏み込んで後ろから前に体重移動する、というクローズドスタンスのような時間がかかるフォームでは対応できなくなってきたのでしょう。一般レベルでは正確でパワーを付けるための動作としてボールに対して回り込む動きを指導しますがプロレベルでは、後ろから前ではなく、横から前、が基本になってきているのではないでしょうか? オープンスタンスで使いやすい横の回転や上下の回転も、踏み込み方や蹴り出す方向をうまくコントロールすれば前方へのパワーと変化させることが出来るはずです。ただし厚めの握りでは薄い握りに対してラケットスイング自体の回転慣性は低くならざるを得ないので、安定性とスピン量を一定水準まで上げることは出来てもそこから先にある、エース級のボールをマスターするにはフィジカル面の強化やより積極的な体の使い方が必要になるでしょうが。 ということを考えていると、サフィンのような長身で強靱な肉体を持っている訳ではないフェデラーがなぜトップに君臨しているのだろう?この答えはクローズとスタンスとオープンスタンスの高度な利点の融合であろうと思います。 彼のスイングで顕著なのは打ち終わった後に左足着地で右足右肩が左足を越えた位置にある場合が多い、この事実だけでも判断できることは多いと思います。一見右足だけで蹴り上げて回っているだけに見えますが、もしそういう打ち方ならば右肩右足が左足を越えることはありません。右足を前に出したまま打っているのならばあり得ますが、テイクバック完了時点では間違いなく左足が前出でています。よって単純に言えば右足で蹴りながら前足に加重を移動させる(クローズドスタンスの利点)ことを行っている証拠です。さらに左肩と右肩が完全に入れ替わっているので腰の回転も使えています。 これを瞬時に行っているのです。タクティクス面やフットワークの良さや読みの良さなどフェデラーの良いところをあげるときりがないですが、一番驚愕するのはこのフォアハンドの技術です。素振りをしていても感覚は分かるもののハイスピード領域になるととたんに回転重視か、体重移動重視かの2択に迫られる俺にはそう簡単に実現できそうもない技術ですね。
俺の基本的概念では
フラット主体のテニスは薄いグリップで体重移動を重視したクローズスタンスで基本をマスターし(直線的なパワー発生優先)、オープンスタンスの利点である回転力をミックスさせる。 スピン主体のテニスは、厚いグリップで回転力を生かしたオープンスタンスで基本をマスターし(回転力重視)、クローズドスタンスの利点である直線力をミックスさせる、これが基本である・・・
つまりつたない人間工学で考えたとき、回転力を生かすには半径を小さくしスピードを生かすべき。つまり有効にスピンをかけたければグリップは厚くなるはず。 直進力を生かすには半径を大きくして運動慣性を大きくすべき。つまりフラットを打ちたければ薄く長く握ればいい、そう考えてきた。
うーん・・・ さらには低いボールを強打するためには本来ならば薄いグリップで加重移動で打つのがベスト、しかしハイスピードテニスに対応するためにはオープンスタンスで上下運動よりも前後の運動を意識すればいい。しかし薄いグリップではパワー負けする・・・つまりオープンスタンスでもフラットが打てる技術があればパーフェクト・・・低い打点での強打や高い打点での強打を可能にするには厚いグリップでも大きな前後運動さえ出来れば可能だと言うこと。すなわちオープンスタンスで腰の回転を生かしつつ前方にパワーを乗せるフォームが最強なのか? 薄いグリップでオープンスタンスで打つメリットはあるか? 速い動きの中では前後運動をするにはオープンスタンスで前に蹴り出してうまく伝えることが出来ればいい。低い打点でも同じか? グリップの厚い薄いはスタンスとは無関係なのか?なぜフェデラーは厚いグリップなのか?スピンが好きなのか?基本が体の回転力を生かしたスイングでスピン、これに前方への加重移動をミックスさせたのがフェデラーの完成型なのか?ならば薄いグリップでフラット主体の育ちから回転を生かしたスピンが打てればこれもまた究極か? ひとまず回転力よりも前方への加重移動を重視しやってみるか。 それと引き込む感覚は忘れ前打点で取る感覚でポジショニングすることを意識してみよう。
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