まぁ落ち込んではいなかったが、水曜日の練習では打っている感覚に乏しかったこと、それに書かなかったが何となくショットのスピードが落ちた気がしていたので一行にメールして聞いてみたりしていたのだった。 で、春休みで帰省中の一行にメールをしてヒントを得ようそしていたのが昨日までのこと。
「打点は左足よりも前で、インパクトの時の体の向きは正面に近い横向きです!正面から20゜くらいひねった感じのところですかね。」とのこと。さらに右肩が前か左肩が前かという質問には「ただ単純に体が正面から20゜横に向くっていうだけですよ!」とのこと。うーん・・・実はこの答えで悩みましたね。悩んだのは俺の期待した答えとは全く違っていたことである。 俺の感覚では、テイクバック完了時にはスクエアスタンスで上体の向きもほぼ同一線上にある感覚。ここから踏み出していき上体を回していくのだがインパクト付近の上体の向きはネットに対しての水平に近くなっていく。このときの体の向きはテイクバック時がネットに対してマイナス90度であり、−80,−70と減っていき最終的にネットを越えた20度なのかネットよりマイナスの20度なのかが知りたかったのだ。 で、昨日は素振りできなかったので確かめることができずに終了。あくまで一行と俺では育ってきた基礎が違うことを実感。 で、今日である。 今まで素振りしてきて練習してきた経過の中で俺の基本スタンスは「過去の経験や実績に捕らわれないこと」であった。しかし数度にわたりトライし続けた結果何が良くて悪いか分からなくなった。特に下半身の使い方の感覚、つまり右足で蹴る動作、これがどうにも理解できなかったのだ。 そこで今までの素振りの成果を念頭に自分の下半身の使い方を考えてみることにしたのだ。 年度末に掴んだと早合点したときは非常にシンプルな事しか考えていなかった。つまり前荷重と前打点である。よってリターンのような大きく振り回すスイングが出来ない状況下でその効果を発揮したと思う。 ここでおそらく今までの常識にはまったのだ、リターンはストロークの延長であってリターンが出来るということはストロークは出来ているはず、そう勘違いしたのだった。当然その甘い考えは正月の試合で覆されることになるのだがシンプルであるからこそ出来るショットの意味を考えざるを得なかった。 で、当初低い弾道のスライスサーブなどに対するリターンを研究し、ある程度クリアしたところで、スピンボールの研究に入りフェデラー研究道にはまる。結局スピンベースのスイングを理解できずにまた一行パターンに回帰している、これが俺の現状である。 で、一行パターンに回帰したはいいが、目前に現れてきた問題はストロークである。単純にボレーストロークならば問題はない、なぜなら迷う暇はないからだ、俺が考えるまもなくボールは返球されてくるのでとにかく振り続けるしかない。ボレーストロークならばひどいアウトボールでも一行は返球してくれるのでひたすら打つことが出来るし、とにかく実践し続けることは出来る、しかしこのパターンだけでは練習量不足であることは明らかである。 よって素振りでより実感を持つことを求めるのだ。 この感覚はおそらくジュニア時代からバンバン練習によって作り上げてきた一行には分かりにくいのだろう。おそらく彼は一球でも多く打たせることが完成に繋がると思っているだろう。これは間違いではない。 しかし俺にはそこまでの時間や体力はない。となれば素振りによって実感できる感覚を高め生きたボールを打つ際に積極的に生かすことが重要になるのだ。
さて今日に繋がる素振りの中で分かっていた重要なポイントは、「腰の回転を積極的に使い切ること」である。 最初に掴んだときには腰を使っている意識など皆無である。ただ前荷重の前打点、である。よって良いショットが打てる状況は限定されていた。ちょうど素振りで行う腰近辺の高さである程度スピードが乗っているリターン、である。これがワイドコースにスピードを落としたスライスサーブなどが飛んで来ようものなら前荷重はいとも簡単に崩されバックアウトになってしまう。つまり無駄な動きを限定されることで一回目の勘違い時期のフォアはナイスショットを生み出すことが出来た。正直言ってうれしさ反面「実感がないのになぜ良いボールになるのだ?」と思っていた。しかしそれは自分の感覚で自分の意識下でフォームをコントロールしていないからである。客観的に見ると、相手のスピードが速いボールは打てたが遅いボールを打つことは出来なかったと思う。
で、第二期に入る。第二期のポイントは遅いボールや速いボールを如何に打ち返すか?ということがテーマだった。スイングのイメージは一行に教えてもらった、前に打ち抜くように前方に大きくフォロースルーをのばしていく感覚である。これは素振りでも実感できていた事もあり、ある程度の成果は得られていた。 水曜日のサークル練習の試合では、無事に正月のリベンジが実行出来たこともあった。そして大きな山に自らぶつかることになるスピンも打てるスイングの研究に入るのだ。ちょうどオーストラリアオープンも開催しており、フェデラーの試合を見る機会に恵まれていたこともある。 しかも一行の教えを請うて新しいスイングに挑戦していたものの、簡単には理解できかねる一行のプレーも目の当たりにしていたので、このまま完全に彼のいうとおりに仕上げて良いものなのか?という疑問もあったし、さらに大きな問題は彼と同じ事をすれば一行には勝てないという感覚があった。 だからこそフェデラー研究に走らせたのだと思う。まぁそれはいいか。 で、フェデラーの研究を始めたのだが、これが想像以上に難しく全くと言っていいほど得るものがなかった結果に終わった。 今は少し違うのだが、当時は単純に諦める事にして第二期は終わる。 第二期のポイントは、ボレーストロークのストローク側ではセミオープンで前打点で捕らえることに慣れ、厚い当たりでスピンボールが打てたこと、これに対して高い打点のフラットがやや不安定になり、高い打点でもスピンで打つことを目指して失敗したという評価が良いかな?
そして第三期が始まる。 第二期での失敗によりやはりスピンベースは合わないということが分かり一行パターンに回帰する。第三期のテーマはストロークでも使える用に仕上げることであった。しかしなんだかんだ言って慣れが生じたニューフォアは良いところと悪いところが入り交じっていた。慣れによる力み、ミスによる再集中のショットが入り交じり何をすべきか分からない日々が続いた。風邪も引いたせいで練習量が落ち研究のみが進む頭でっかちな時期が長かったことも要因の一つだろう。 で、回帰する中で前方に大きくフォロースルーすること、つまりインパクトまでの動きよりもフォロースルーを意識し研究することで全体のバランスを整えようとすることを意識した。結果素振りでは非常に思い切ってスイングできるようになった。しかし同時にインパクト付近での不安定感は増した。実際の練習でも環境に応じて振り回すこともあったがどうにも良い実感は得られなかったし、結果的にショットの質そのものが低下した気がしていた。ぶっちゃけセンターで捕らえられなくなってきていた。フォロースルーできっちり回しきることに傾向したせいで頭が動くことが多かったのだと思う。 この時期は一行に「頭が動かないように」とよく言われたし、後ろ足で蹴る事、溜めを意識することもよく言われた。そこで最近溜めて蹴ることを重視した素振りをしていた。リラックスして打てる環境ではうまく出来ていたと思う。 しかしハイスピード領域では上体の力みが全面に出てきてスイングが乱れることが多かった。最新のレッスンでは後ろ足を蹴ることは出来たのだが前足に荷重が乗らずにスイングしていたようだ。ゆっくり打てるときにはしっかり荷重を乗せることが出来るが、速いペースになると後ろ足で蹴るだけになるのだろう、当然前荷重が維持できないのだから頭も動く。しかし打点は遠くとれるようになってきてはいた。
そして今日!第4期のスタートであろう。 今までの素振りと大きく違うことがある。 まず早いタイミングでも対応できるために走り込みを開始していたが、これはこれ、後に役立つことである。 一行が最新レッスンで話してくれたで「試合で常に100%で打ち続けることは無い」と言うことだった。まぁ俺にもその記憶はあったがここ最近そういう意識は消えていた、やはり100%で打ち続けるべきだし、その結果早いポイントメイクが出来るはずと考えていた、これを否定するつもりはない。しかし実戦では常にフルショット出来るわけではない。常に100%で行く!というのは心構えであって実際の試合で行えることではないことも分かっている上である。しかし練習であるからこそ常に100%で打つことを己に課そう、これが俺の練習に対する心構えである。 で、一行曰く、「試合ではフォームで打つのでせいぜい7・8割のパワーですよ、100%で打つときもありますが、7・8割のショットと100%のショットにはそんなに差はないと思いますよ、だから試合で常に100%で打っていると感じたらそのときはショットのほとんどが腕打ちだと考えても良いですよ。」とのことだった。 この言葉を再度噛みしめつつ今日の素振りを開始。 まず下半身の使い方からチェック。右足の蹴りやスタンスを昔の自分方式に戻した。理由は違和感がある下半身の使い方をしていてはうまくスイングできないであろう事、そして後ろから前に乗せるという動き、それに連動してくる腰の回転は別に一行方式でなくても可能だと思ったからである。それに後ろで蹴って前に乗せる、という大きな動きよりも膝の送り込みによる加重移動でも十分前荷重は体現できるだろうと言う予測があったからだ。これが大成功!!! まずふらつくスイングを是正することが出来るようになった。頭が動くことを防ぐ意味、そして大きなスイング軌道を描くにはクローズスタンスの方が安定するのではとも思い、やってみたらこれがまたGOOD! 下半身が安定すれば上半身も安定する。そして一番の成果は大きいスイング軌道を描く動きの中で腕を伸ばしていく課程でスイングスピードが上がる感覚をつかめたことだ。実は今まで一行が言うような「最後に手首をぶつけていくようにインパクト」この感覚が全く理解できなかった。結果スイングが小さくなるし肘の出し方が悪いのか、フォワードスイングが悪いのか色々悩んでいたのだった。しかし下半身を今まで通りに使い左肩主導で上体を回転させると勝手に右肩が出て行くではないか!そうすると自然と回転半径が大きくなり腕は遅れて出てくる。20度の謎も自然と解ける。右肩がネットとの水平軸を越え+20度まで出ていく位置がインパクトポイントである。 そしてさらに安定感と一体感を求めるために初めて逆クロスのイメージで素振りを敢行!来ました!来ました!これだというものが!!
まぁ残念ながらテイクバックからインパクトまでのイメージなのでフォロースルーをつけたときにちょっと前荷重になりきらない感覚はありますが、これも少しずつ修正していけばいいでしょう。そして恐ろしいことに頭が動かない事が判明。スイングがインパクトポイントにパワーが乗るように修正できている効果か、頭が打点に引っ張られるような感覚があります。この辺は修正の余地は大きいかもしれませんが、基本的には良いはず。 無理矢理フォロースルーをつけてみても、最後に飛ぶような動きがあるものの何とか回り切れそうです。 ようやく実感できる素振りが出来た気がします。 後は実践してみるだけです。それまでに可能な限り素振りをしてとっさの時にも腕打ちにならないように、下半身の加重移動、左手の引き、腕を伸ばす切ったところでインパクト、大きなフォロースルー、これを習熟させていこう。かなりスイング軌道は大きくなっているはず。早く打ちたいけれどちょっとここは素振りで熟成させることも楽しいと思える出来です。
さてと書き終わったところでチェック&モグリ素振り。 やはり良い! でポイントがさらに煮詰まりました、正直なところかなりシンプルなスイングになりました。 まず下半身は旧来通り。ちょっと癖が付いていて飛び上がりやすいですがこれは飛び上がる動きを押さえてしっかり前足に加重移動をした方が安定する気がします。むしろ下半身の感覚としてはちょっと前のめりになるくらいの勢いで踏み込んでいった方が体重が後ろに残りにくくフォロースルーが前に出やすいですね。ここもやはり前膝の使い方が重要で乗せた後つまりインパクト直後に完全に膝の真上に体重がかかっている感じかな?さらにその勢いを止めずに前にけり出すくらいの感覚があると後ろに体重が残ることはほぼ無いですね。前足の意識もかかとに乗せるのではなく、つま先をやや前向きにセットし母子球から親指にかけて荷重を意識するとつま先が回りやすいのでより前方に体重がかかるでしょう。下半身の意識はこんなところ。実践ではしっかり両足を地面につけて腰を大きく移動させていく感覚の方が結果的にスイング軌道が安定する気がします。 上半身は下半身の荷重移動が終わるか終わらないかのタイミングで左肩を主導としてスイングを開始します。そうすると自然と右肩が出てきます。中止すべき点はあくまで左肩が回った勢いで右肩が引っ張られてスイングが開始されてくる感覚を意識することです。ここで右肩を動かそうと意識してしまうととたんに荷重が後ろに残ってしまうので綺麗に回れないと思います。あくまで左肩の開きを意識し先導させる意識を固めましょう。 後は一行の言うとおりに自然とラケットが出てきます。右肩自体の意識は必要なく前に荷重移動するパワーと前足で一瞬支える事による反動と左肩の引きで右肩を回す感覚です、むしろ右肩は回すと言うよりも前荷重と左肩の引きによって回る上半身の回転、つまり腰が回ることで引っ張られていく感覚と言った方が正確かもしれません。一行の言うとおりにほとんど右肩と右腕上腕には力が入りません。上半身が下半身の上で回る感覚に等しいです。今までなぜこう出来なかったのか不思議なくらいに綺麗に回っています。 スクール行こう・・・試したい。
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