テニスとゴルフの日記

2005年01月31日(月) ロジャーフェデラーの躍動感

に見入ってしまいました。
今年はなんとオーストラリアンオープン見ています。
あきが撮ってくれるのでガンガン見ていますね。
夏にも少し見ましたウインブルドン。ここでフェデラーを初めて見ましたが何とも感想を付けられない感じ・・・上手いのは分かるけど強さを感じなかったというのが本音。サンプラスを初めて見た時のような衝撃はなかったのでした。
しかしUSオープンの決勝でヒューイット相手の試合を見てこの人はすごい人だと初めて気が付きました。
そんな頃に一行とフェデラーとロディックの話をしていて彼に「ロディックの方が好きでしょ?」と言ったら「違いますよー」と言われて???
ボールの質的にはどフラットのボールが多いのでロディックと答えたのだが、彼のフォーム自体はフェデラーと同様の身体を開いて打つスタイル。フェデラーのボ−ルが回転量多めなのでロディックの方が彼の好みだと思ったがフォーム自体はフェデラーと同一のスタイルでしたね。
で、オーストラリアンオープンを見ていますが、昨日ようやくアガシ戦を見ました。
この試合では直線形のボールを打つアガシに対して曲線のフェデラーと言うふうに見えました。しかし早いと言われていたアガシのライジングショットでもフォアはフェデラーの方が明らかに打点タイミング共に早い。さらにアガシのライジングショットと比較するとアガシのライジングで打てるボールの高さとフェデラーではフェデラーの方が遙かに低い打点でも強打出来ることが分かりました。
アガシは低く深いボールに対してはフラット系のボールでブロックショットになったりしていますが、こういう場合でもフェデラーはカウンターを打つことが出来ます。当然スピンは多めなのですが打つ角度が良いのです。結局ボールに追いついてさえいればフェデラーは角度か深さかスピードのコントロールでいともたやすくカウンターを打ててしまうのでしょう。つまり相手が攻撃出来た!とか深く返球出来たから一安心!と思ったボールでもさらに攻撃されてしまうのです。まぁ評価されにくいポイントかもしれませんが予測力とコートカバー能力も非常に高いレベルであろうと思います。よって多少辛い状況での返球になったとしても簡単には諦めませんし、届いた時の返球パターンやコースも良く考えられており感動の領域に近いプレーをしますね。
サンプラスもカウンターが得意なプレーヤーだったと思いますが、フェデラーも同様な上、スピン量とボールの深さのコントロール幅が遙かに広く、攻撃する時のサンプラスはほぼフラットドライブでの攻撃で、カウンターやスピン系のボールはオプション的な使い方をしていたように見えたので、ココを比較するとフェデラーにはオプション的なショットはなく、全てのショットをコントロール下に置いた上でゲームを組み立てているように思えました。
つまりサンプラスとフェデラーを比較すると、先に先手を打つことを前提としたサンプラスに対し、攻撃できるときに攻撃するフェデラー、俺にはこう見えました。
従って記憶に残る試合で考えるならば、ヒューイットのような守備をベースにしたプレーヤーに対しては先に先手が打てるし、アガシのようなプレーヤーに対しては引き込んで置いても押し返すことが出来るし、重要な時には自分から先に仕掛けていくことも出来る、こういうタイプなのでしょう。
アガシ戦では先にアガシが仕掛けて良いボールを打ってもカバーリングとショットコントロールでアガシの攻めのリズムを完全に止める場面を見ました。時代的にはアガシ世代なので、作って作ってチャンスボールを勇気を持って打ったのにもかかわらず返球されてしまえば息が続きません。僕の世代で最後まで生き残っているのはアガシだけですが、彼が残っているのはその守備力が現代にも通用することの証明であり、当然攻撃力も素晴らしいのですが、攻撃力だけで言えば時代が違いすぎるけどベッカーやエドバーグ、サンプラスも固有の威力を持っていました。しかしこの4人の中で現代に通用するのはやはりアガシだけで、他の3人は攻撃力は彼らの時代ではトップクラスであったモノの、現代テニスの基本守備力を大きく破綻させるほどの威力はない上、リターンゲームではより積極的な守備力と攻撃力を両立させたショットが要求されるので現代テニスにおいての攻撃力と守備力の均衡を保っているとは言えないのではないだろうか?

かなり話が逸れた・・・まぁいいけど。
で、最初に戻すとフェデラーの試合を見てからフラットにこだわる必要性を感じなくなった。確かにフラットは威力があるし好きだ。けれど今チャレンジしているフォアハンドの基本概念はフェデラーのモノと大きな違いはない。
一行のフォアを真似するきっかけは単純な威力の差。改造前も決して負けているとは思っていなかったが、逆を言えば「勝ち」はなかったのだ。だからこそ変える気になったのだ。
しかしココまでやってきて苦しかったのは低いボールに対する返球である。
やや光が見えつつあったが、さらにフェデラーの思想を取り入れることが出来れば低いボールを無理矢理フラットで狙うリスクを軽減出来る。
彼のフォアハンドは完全なフラットではないか切れとタイミングがいい。特にタイミングの早さは異質に見える。サフィンとの試合は途中までしか見ていないが明らかにタイミングが早い。目視では確かにサフィンのボールの方が早いのだが差は20%もあるだろうか?それよりも早いタイミングで正確に返球されてくるリズムにこそ脅威を感じるのだ。
昨日TCに行ってあきと打ったときにこのタイミングの早さを試してみた。
威力のあるボールは打てなかったがとにかく相手の打ったボールに負けないところがすごいと思えた。この時はまだフラットに固執しないで行こうかな?と考える前だったしあき相手にがつがつ打つわけにもいかないのでとにかく打点を合わせてスイングすることしか考えていなかったのだが、結果的に押し上げるスイングの中で自然とドライブはかかっていたようだ。
と言うことは意識して下から上に振り、大きく前方に振り出せれば俺の中にある「フラットが基本でスピンはオプション」という概念化にある打ち方以外で威力のあるスピンをベースに攻撃はスイングの角度とフォロースルーの長さでコントロール、と言う打ち方が出来るかもしれない。
まぁショットそのものは良いとして、フェデラーのようなコートカバーリングは身につけなきゃならないね・・・ココが一番厳しいのかも・・・
ま、ひとまずショットは試しておくべ!

ポイントその1
打点は右肩の前になる。よって右足の蹴りで腰を押し出して行きつつ肩と肘を先行させて最後に手首とラケットが出てくる感じで打つこと。
ポイントその2
左肘を身体に付けてタイミング良く(ココが難しいのだが)後方に引っ張る。
これが出来ないと肩が入れ替わらないので前方にスイングが出ていかない。
肩は腰を中心に完全に前後が入れ替わる感覚が重要。昔の感覚で前肩が開くとろくな事にならないが、前肩を開くのではなくあくまでも後ろ肩(右肩)と前肩の入れ替えを積極的に行うことがポイントとなる。可能な限り正確な打点に入り前足を突っ張ると体が回らなくなるのでココが最も重要なポイントになるだろう。よほどの低いボールでない限り、下半身を積極的に使うことを意識する必要性はさしてないが、膝を緩める意識がなければ決して綺麗に腰は回っていかない。理想的なことを言えばいったん右足にパワーを貯めて(とは言っても後ろ荷重になるのではなく前にぶつけていくようにナナメに貯める)そこから左足を前に送り込んでいくように荷重移動出来れば綺麗に回るはずだ。後はフォロースルーを含めたスイング軌道を大きく前方に持っていく意識があればしっかり打てると思う。前膝を柔らかくして打てなければ腰が回らないので腕や肘に負担がかかるのであくまでも腰と肩を回しきった結果腕が出てくる感覚が重要。さらにその場で回るのではなくやや前方に着地するイメージで打てればベストだと思う。回転量は試してみなければわからないなぁ。


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