テニスとゴルフの日記

2003年09月03日(水) 現状分析

レッスンでこれだけ体が厳しいというのは体力的にももちろんのこと、筋力的にきついのでしょう。
ここ最近の走り込みの成果で諦めていたボールに追いつける局面も出てきているために、無理な体勢や、ぎりぎり追いついたところから姿勢を維持してショットすることの難しさを身にしみているこの頃です。

昨日もきついながら練習に出かけました。
しかしメンツがマックス、隊長、うめさん、あにき、それに俺の5人だったので楽が出来たのがうれしかったです。

ということで本題です。
実は先週末からグリップをコンチネンタルに変えています。
意識して変えようと思ったわけではないのですが、走る姿勢や打つ姿勢が低くなったおかげで、厚いグリップで打つ方がきつい感覚を受けたのが始まりです。
ここのところオフシーズンになるとこういった状況が多いようです。
一番の理由は試合に向けて効果的なショットを打とうという意識が薄れること、それに精神的なプレッシャーから逃れられることなどがあげられるでしょうか?
それに加え大体下半身の強化とフットワークの向上、そして腰への負担を減らすため、減量のため、いろいろな意味を込めて走り込みをし始めることが原因になるでしょう。
とにかく、しっかり打球地点にはいることがスムーズにできはじめるととたんにセミウエスタングリップでは窮屈さを感じ始めるのです。
具体的にはフットワークが悪いシーズン中はとにかく押し負けないように打点を前で取ることに注視します。その結果打点が前になり、体を開いて打つことが多くなる、いう状態であるのに対し、オフシーズンのメンテナンス期間に入るとしっかり打点に入れるようになるし、無駄な力が抜けてくるために体を大きく使うようになるのでしょう。
従ってテイクバックでの力みが無くなるので自然と大きく後ろに引けるようになってきて、そこから素直に前に振り出すというスムーズなフラットスイングが出来るようになってくるのだと思います。
特に、今年は走り込みの成果が身にしみて分かるくらいなので相当筋力は落ちているようで、日々の体調が変化が大きいです。
バックハンドスライスでは低い姿勢が維持できるようになってきているので、しっかり前足に体重を乗せてショット出来ることも多くなってきています。
テイクバックも大きく後ろに引く余裕が出来てきているのは、単純に走るスピードがあがっただけではなく、相乗効果として打ち終わった後のバランスの維持力があがってきたこと、それにより次のボールへの予測する時間が増えたこと、そしてボールに遅れないで追いつけるという自信がショットに対する力みを無くしてくれているのだと思います。
しかし、コンチネンタルに変えたおかげでバックハンドのリズムをフォアハンドに合わせなければならなくなってきているので、またゼロからの出発になっています。スライスは悪くないのですが、ドライブは完全に打点、グリップ共に違うためこれまた時間がかかりそうです。でも、しっかり腰の回転を使えるようになれれば腕の動きは意識せずとも付いてくるものだと考えているので、調子のいい日は練習するけれど、そうでない日は無理せずにスライス中心で体の使い方と打点の固定を重視して全体のバランスを取っていこうと思います。
フォアハンドは大分腕の使い方やインパクトでの集中が掴めてきましたが、速いボールや浅いボールに対してのフットワークとセットのショットが要求されるときにはまだまだです。試合で使えるレベルには到達していませんが、レッスン等でもリターンに対する大まかな方向性が出てきているのでやはりあわてずに仕上げていこうと思います。
とにかくストロークでの重要点は腰の使い方で、特にここ最近は意識してしなければならないときと自然に出来るときに完全に分かれてきています。ぶっちゃけて言うと、低いボールに対しては打点に入ったときに後ろ足から沈む込むような動きが出来るので腰が入ることが多いのですが、高いボールに対してはおろそかになりがちになります。
ポイントとしては打点に対して横からはいるようでは横殴りのスイングになりやすいので、少しベースラインから下がり目のポジションから前に踏み込むようにフットワーク出来るようになれば腰の使い方は安定してくるでしょう。
これらが安定してくるとより体に厳しいエリアに突入してくるだろうから、可能な限りフィットネスに時間を割いて行こうと思います。


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