昨日の練習はテーマは決まっていた。バックハンドの強化とより正確なフォアハンドのコントロールだ。
ウメさん、じゃいあん、だじん、あにき、そして俺の5人で始めた。 乱打時点でウメさんにバックに集めてもらい数球良いフィーリングを確認。 フォアの安定感は向上しつつある。高い打点からでも安定してとらえられるようになってきた。後もう少しという感じ。 軽い乱打が終わってからゲーム形式による練習をする。 リターンサイドを固定して残り三人がサーブアンドボレーをする。 やはり俺の中での一番の重要ポイントはサーブアンドボレーとリターンだ。 ここを可能な限り高い確率でプレーすることで勝利への確率はぐんと上がる。 サーブの安定感は今ひとつだった。 前半はしっかり打てていたが後半になるとやはり集中力が無くなってきて下半身の蹴りを疎かにしてしまう。これがサーブの安定感を圧倒的に欠く大きな原因となる。下半身の蹴りに集中力を割かれると振りが甘くなるが打点が高くなるのでフラット系のサーブが自然と枠に入る、これは新たな発見だ、S田プロもこういった無回転のフラットサーブでコントロールしていた。まぁそこまで手本にするつもりはないが下半身の蹴りが上手に使えて高い打点で捉えることが出来ればサーブの確率は自ずと上がってくるはず、基本に忠実な体の使い方はプレーに悪影響を与えることなどないはずだ。
気持ちの中ではリターン練習がメインだった。 前回の試合で予想通りではあるが一番納得がいかなかったプレーはリターンである。リターンミスほど自分たちを苦しくし相手を楽にするプレーはない。 イメージはあったので後はどれだけ集中してイメージ通りのリターンが打てるかが練習のテーマであった。 最初はフォアサイドでのリターン練習。 バックハンドのイメージが固まりつつあったのでセンターへのサーブも結構ドライブで打ち枠には飛んだ。しかし押しが利いていないので失速して沈み、結果的に良いリターンになっていたがこれは確信を持って打てていないから運が良かったにすぎない。残念ながらそれを証明するようにやや速いサーブがコントロールされればスライスになってしまう。最後のじゃいあんのサーブは速い上跳ねたので完全にスライスリターンが浮いて一本で仕留められてしまった、やはり気持ちで負けている部分が大きい。フォアは問題はない。 しかしウメさんのプレーにやられた。S田プロの戦術と同じである。センターにリターンを打たせワイドに浅めにボレーを流す。これにより相手が中央に固まりパスを打つコースがストレートとショートクロスに限定されてしまう。このパターンを二度やられ、一度目はショートクロスへのパスをネットにかけてミス。二本目はストレートに狙ったが枠を捉えきれなかった。この状況になったのは先にリターンで先行できなかったからだ。こうなってしまうと次に確実にミスを逃れたいのならばロブをあげるしかない。それでは性格にあわないので三本目はリターンから勝負した。おそらくakiさんのいう先行した方が有利!というのはここにあるのだろう。単純に良いショットで相手のミスを誘うのではなく、相手にコースをコントロールされるリスクが減ることが本来の有利さなのだろう、さらに奥の深さを見た。 バックサイドのリターンではより得意のフォアハンドが生かせるショットが打てた。昨日くらいにリターンを叩けるとこちらも先手を取っているので切り替えされても次のボールも思い切って攻めにいける。フォアリターンの問題点はセンターぎりぎりにコントロールされた時どこまでラケットを前に振り出してスピードを維持できるかにある。 バックハンドは何とか当てられるようにはなってきた。 未だ納得のいくレベルではないが、コンパクトに素早くテイクバックしながらしっかり振り出せるポジションに滑らかにはいることが出来ればgood! どかっと前足を踏み込んだりすれば体が回らなくなるので良いショットは望めない。あくまで出所で素早く判断しポジショニングと同時にテイクバックを完成させボールを低い姿勢で待ちながら思い切りよく前方に振り出すこと!これがイメージ。小手先で何とかしようと思ったら既に負けていると思うこと。 相変わらず多いミスが予想よりも遅いサ−ブが入ってきたときに慌ててリターンダッシュのフットワークでフォームの溜を無くして慌てて振ってしまうミス。 しっかりと溜めてドライブで打ち込むか足を先行させながらもしっかり溜めてスライスで返球すること!いずれにしろどんなときでも足を止めないこととテイクバックを完了させておくことは怠ってはならない。 最後に前衛の動きの練習にもなったのでいけると思うボールには結構行ったがじゃいあんにかなりカットされた。カットされてもエースになるわけではないのでその次のボールにもう一本食らいついて行くことに慣れなければならないと実感した。B級レベルならばまだしもA級レベルでは届かないところに落とさなければ返球されるのは確実だと言っても良い。とにかくボールがツ−バウンドするまで気を抜けないのはどのクラスも同じようだ。 センターのボールに関しては今少しじゃいあんとの作戦会議が必要である。 このまま怪我無く仕上げていきたい。
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