テニスとゴルフの日記

2002年09月20日(金) ぐわぁぁぁl

昨日の練習で気がついたこと。

とにかく左半身が弱いこと。
下半身も上半身もともに弱い。
筋肉痛にまでなっていないが練習から帰ってきたら体が痛かった。
腰痛をだましながらテニスをしていたせいで左腰への負担をかばうあまり右半身で打つフォームになってしまっている。
ローラースライダーをしていても使っているのは主に左半身である。
左右のバランスが完全に狂っているようだ。
ここの修正をしながらフォームを作っていこうと思う。

昨日はいくつかいい点があった。
高い打点からのフォアハンドの打ち込みにいくらか改善の兆しが見られた。
やはりしっかり引いておくことは重要なことには変わりがない。
ただしその状態から若干上体を反らしながら打点を引き込んで打つことに何度か成功した。
前まではとにかく打点を前に取り、強く叩くことに専念していたがこれでは逆クロス方向にはコントロールできない。
逆に何度か試した引き込んでのストレート方向への強打がことごとくワイドになった。これは正しい打点より前で打っていること、腰の回転を主導として打っていない事の証明である。

まぁ不必要な体重が動きの切れを無くしていることは確かなのだが、それ以上に体の使い方、フォームを全く忘れている。
いざ気合いを入れて打ちまくってみて初めて分かる本当の自分の現状である。
想像以上にいらついているが仕方がない。
とにかく頑張って打てるようになるしかない。

よかったのはバックのスライス。
これに関してはワイドに振られたときや、球速のない時に打つ場合には未だ安定感は無いが、良いリズムで打てているときにはうまく打てそうな感じが少しだけつかめた。
やはりスライスのこつは上体の捻りと戻しのリズム感にある。
昨日良かったときにはしっかり上体を捻り、その戻りのパワーを使ってスイング出来たときに良いペースのスライスが打てていた。
それとラケットのセット位置を高く保つこと。
高くセットして構えることで十分な捻りが作れる。
これが今までだとラケットも低い位置でおまけに上体も捻っていない上腰が高いので上から下にしかも斜めに切るので伸びが無く落ちてから左側に切れていくし、上から切っているためにセンターをはずせばはずすほどより力んでヘッドスピードが上がらない、という悪循環にはまっていた。
とりあえずこの日は準備が遅くてしっかり肩を捻られていなくても、最低限面の作りと正しい打点を意識してスライスは打っていたので大崩はなかった。
しかしこういった基本練習を徹底すれば苦しいときに打つ正しいスライスはクロス方向にしか打てないことが分かる。
ストレートはしっかりしたフォームでボールを呼び込まなければ簡単に打てるショットではないのだ。
ランニングショットでのストレートが得意だったときの俺はやはりフットワークが良かったし、それを支えるだけのバランス感覚、そして柔軟に対応できるフォームを持っていたはずで、今はそれがない以上小手先でごまかしながらのストレートうちをすればするほどフォームは安定方向から離れていく。
やはり今年当初に考えていたとおりに球質にこだわるべきだ。
しかし正確に現状を把握し、出来もしないストレート方向へのショットで球質にこだわるあまり無駄な力が入ってしまうのは本末転倒な話で、まず正しいフォームを身につけた部分からしっかりした球質にこだわるようにしていこう。

今の現状ではしっかり打てると思えるのはバックのクロススライスぐらいだ。
フォアハンドは想像以上に基礎部分が欠落している。
ボレーはしっかり振り始めたことと、インパクトでリストコントロールをすることをやめるように心がけてるのでおそらく戻るだろう。

ここのところストロークが感覚つかめていないのでボレーを先にやるなどの練習方法をしてきたがこれは単純に自分の中での体内時計のリズムが遅くなっていただけだろう。だから先にボレーをして短い距離で早いリズムを取り戻すことによってストロークが打てるようになるのだろう。

この日は最後まで気持ちはあったのでたまにネットにでていってもボレーに関する不安感はあまり感じなかった。
おそらく足で打つという感覚が強くなればなるほどボレーは安定していくだろう。

10点満点で今の状態を評価すると

1.フォアハンド 1点 

ハードヒットしようが丁寧に打とうがセンターでとらえられる確率か非常に低い
打っていて一体感が全くない。

2.バックハンド 3点(ただしドライブは1点)

捻り戻しでショット出来る回数が増えてきた。
ただし打点さえ掴めばセンターをはずすことは少ないし、球質も十分。

3.フォアボレー 5点

ローボレーは判断と膝の入れ方さえ注意すればほぼミスはでないと思う。
問題があるのは遅いハイボレーで、グリップの関係から打点が高くなればなるほど打点をより引き込んで動きを小さくしなければならないので、このショットの習熟度と不必要な癖を完全に抜き去ること。

4.バックボレー 3点

バックハンドのスライスと平行していくように上達が見込めるが、コンパクトに肩の捻りを作ることが、ストロークよりも遙かに難しい。
さらに、ドライブがスピン系主体になるかフラット系主体になるかで影響が変わってくるのでそのあたりの調整能力との兼ね合いが大きい。
しかし、ストローク主体のプレーよりもボレー主体のプレーに移行したいのでバックハンドはフラットスライス系で固める予定。

5.サーブ 5点

安定感には事欠くが、やはり唯一の武器になってきた。
このショットも下半身と腰の使い方が全てで、ここがしっかり使えてくればそうそういいリターンは帰ってこないと思う。
それにボレーをミックスさせてしっかりした繋がりと計画性の高いサーブアンドボレーを目指すための重要な武器に仕上げること。

6.スマッシュ 3点

これはサーブの習熟度と比例するが、リズムさえ崩されなければ崩されないと思う。あまりにも甘いロブやチャンスボールに対して準備が甘くなるがこれは技術の問題ではなく心の問題で、ラリーの中でサーブの練習が出来るのだからしっかり叩きつけること。長いスマッシュの練習など俺には不要である。
仮に必要になったとしても1試合で数本あるかないかだ。
こんなものまで練習する時間があればフォアハンドの練習をすべきだ。

7.フットワーク 3点

走れるようにはなってきたが、走れないよりはまし、といったレベル。
ウエイトの重さを感じない割には動けているのは脚力が安定しているから。
ここで何とか絞って70を完全に切ることが命題。
ランニングショットで打つ瞬間に止まれないのは荷重がかかりすぎているからだ。
出足の遅さは集中力の欠如と色濃い関係があるが、ライジングで切り替えされることもあるのでやはり出足の鋭さは武器になる。
俺のテニスが守りからの攻めの転換にある以上、スピードはそのままカウンターテニスを支える大きな武器になる。
走り抜けるバックのスライスなどでは思い切った飛び込みと振り出しには踏み込み足でしっかりスピードと捻り戻しを堪えなければならないのだ。

ようやくいろいろと書いてイライラが落ち着いてきたが、今の俺に一番足りないのが思い切りの良さである。
思い切りの良さがないのはスイングに自信がない上、スイングスピードにも自信がないことに他ならない。
振っていくスタイルをやる以上普段からより振り続けなければならない。
ここ一番のカウンターが一番フォームを崩すのはここに自分の自信があったからだが無いからと言って振らなければいつまでたっても振れるようにはならないだろう。
まぁ、兄貴には悪いがせっかく前に出てきてもよほど俺の前のショットがひどきとき以外はボレーの練習にならなくても打たせてもらう。
今の俺には人の練習のことなど考えている余裕はないからなぁ。


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ビンセント