昨日、久々に兄貴とのテニス。 いやー久しぶり、先週の木曜日以来かな?まぁお遊びテニスはしたけれど。 で、最初の感想が今日の題名。
やはり走り込みでも実感し始めたバランス感覚の向上がすべて。 ようやく瞬間的にならば全開で走れるようになってきた。 当然全開で走るためには足もさることながら上半身と下半身のバランスも重要になる。走り込み当初と比較して明らかな違いが感じられるようになり、少しずつアスリートとしての能力が向上していることを実感していたので非常にうれしい発見となった。
だが昨日は体調があまり良くなく睡眠時間が十分にとれない日々が続いていたので立ち上がりは今ひとつ。 けれど今日の題名通りにコートが狭く感じられるので良いコースにボールが入ってきてもあきらめることはそうはなかった。 睡眠不足でもテニスは十二分に出来るが、集中力の欠如だけは防ぐことが出来ないことを学んだ。 どうしても自分が打った後でボールの行方を眺めてしまい、自らの動きを止めてしまう。動きを止めると言うことはリズムを無くしてしまうことと同様でこれが原因で打つべきボールを打てなかったことが前半続いた。集中力を取り戻し、動き続ける間に少しずつ調子も上がってきた。
スライスでの発見が一つあった。 ようやく打点とリストワークを思い出したらしく手首の入れ替え(最初寝かせておいて立てていきながら打つ)を思いだし、いい加減ながらも何本か良いペースの伸びのあるショットが打てた。後は上体のひねり、まぁユニットターンと言うのかい?あれが出来てくればフォーム、ショット共に安定してくるでしょう。
スライスの発見が起因しているのかも知れないけれど、兄貴のアウトボールに対してカットして返球するロングボレーが安定してきた。 あたりが厚くなってきてインパクトから少し押し負けながらも振り抜く事が出来るようになってきた。これはかねてからの問題点である上体のひねりとスクエアスタンスがしっかり準備できるようになってきたこともあるのか良い当たりでロングボレーが打てていた。フォアは未だいい加減である。 もう一つ久しぶりに良いボレーを打った。 甘いボールをバックのハイボレーしたのだが、ほぼ狙ったところへ当たりスピード共に十分なショットとなった。わずかにワイド側に切れたと思うが、自分への自信のなさと思い切りの悪さが原因だろう。いずれにせよバックハンドのスライス系統のショットはストローク・ボレー共に理想のレベルがようやく見えてき始めた。
そのほかはアプローチからローボレーして次のパスに対して予測して動いて決めにいったが、すでにコートカバーリングで疲れて足に乳酸が溜まりきっていたので踏ん張りが効かず想像以上に踏切が悪かった。ボレーはアウト、というかまともにボレーできなかった。 しかしスプリットステップから踏切までは十分にネットプレーヤーらしい柔らかさを自分に感じることが出来た。やはりネットプレーは柔らかさと予測、そして思い切りの良さが正否を分けることを再確認した。 まだまだ十分なネットプレーが出来るほどの下半身にはなっていない模様。 とにかく走り込みによってバランス感覚と走り負けないだけの筋力持久力をつける必要がある。 最初からあきらめていた去年と比較すると雲泥の差だ。 少なくとももっと走ればもっと良いプレーが出来る、そう確信できるところまでは到達してきたのだ。
フォアハンドストロークは逆にまた癖が出てきた様子。 スクエアスタンスにはなってはいるが、打ちにいこうと思うときに限って後一歩を出すことをやめてしまう。オープンスタンスでも十分なボールを打てることは知っているが、スクエアスタンスで打てるときにオープンスタンスで打っていてはただの手抜き以外の何者でもない。この癖はクロスコートラリーにおいて良く顔を出すためより集中して練習しなければ意味がない。気をつけよう。 反面、回り込んでの逆クロスは大分柔らかさが出てきたように感じる。 逆クロスは攻撃的ショットと思いがちだが、しっかりボールを引き込んでそこから打球方向にスイングするために自分では基本の習熟には以外と良いと思っている。 昨日は何本か柔らかい下半身の使い方が起動点となってしっかりスイングできたショットが何本かあった。 逆に下半身の使い方で言えばバックハンドは未だ固い。 スライスは幾分固さが取れてきたが低い体勢を作ったとしても折れているのは前膝のみで後ろ膝が突っ立っているので前下がりのフォームになっているように感じる。その姿勢からまず上から下に振り出し、そこから振り上げる事になるのでボールに不必要なスピンがかかりすぎたり、当たりが薄くなりすぎることのどちらかになる。バックのドライブ系だけは試合まで間に合うか自信がない。 仮に間に合わなくてもB級にはスライスリターンだけで十分間に合うと思うから焦るつもりはない。
昨日は練習の最後にサーブ練習と称して(兄貴がそう言ったから)シングルスをした。残念ながら全くサーブ練習をしていない。オーバーヘッド系統だけはまだ手をつけていないがこれは下が出来上がってからだと考えている。 スマッシュはサーブほど腰に負担はかけないが、サーブが出来上がっていなければスマッシュのスイングも決まらない。 僕はサーブとスマッシュの関係をそう考えている。
で、サーブだけどとりあえずは下半身主導で起動して打つことだけを心がけた。 下半身の安定からかコースの振り分けが出来ていた、と言っても真剣に打っているわけではないので全身を使って打っていったときに同じ事が出来るかは不明である。ダブルフォールトをしたときに全くプロネーションが使えていないことに気づき、フラット主体のスイングに変更し、プロネーションの練習をした。 別に良いサーブは入らなかったが、いい形のサーブアンドボレーが出来た。でもフォアボレーはアウト、バックボレーはコードに当たってからイン、おまけに一歩も動けないようなリターンをくらいかかったが、ジャストアウト。ジャストアウトは完全にやられたと思っているけれど、昨日の俺のサーブをすべてしっかりリターンできなければ勝てないねぇ。まぁ練習にしても確率が悪い。 本人もリターンについては自覚症状があるのでうだうだ言うつもりはないが、昨日のサーブより下はない。まぁ昨日のサーブ程度のプレーヤーもいればそれ以下もいるだろうしそれ以上もいる。良いサーバーに当たらなければそれで良いか。
サーブ練習のことを考えるとあまりゆっくり下を仕上げていると当日の試合で全く知らなかった良いプレーヤーがいると負ける可能性も出てくるから、そいつはごめんなので少し走り込みの量を増やしてもうひといじめ自分を鍛えようと思う。 本番まで後2週間。 何とか7割程度までは仕上げたいな。
|