昨日リーダー繁と練習した。コンディションは雨上がりでただでさえフラット系な二人なのによりボールが来ないため次第に二人とも壊れ始める。僕のフォアハンドが壊滅的な状態に陥り始めたので乱打を中止しゲームに変更することを模索し始めた頃ようやく原因が分かる。忘れないようにフォアの調子を戻すチェックポイントを羅列しておく。
1.基本中の基本だが、下半身を柔らかくし低くボールに入ること。
これはトップスピンよりのドライブを打っていると下から持ち上げるのが基本になるし、それに慣れすぎるとスイングが下から上になりすぎてプレースメントが悪化する大きな要因になる。
2.ボールをよく見ること。
インパクトでボールをよく見ようとすると最低限のバランスを維持できるようになる。イメージとしてはフォアのクロスコートを打つ際に横からはいると横降りになってしまい振り抜きができなくなってしまう可能性が高い。フォアだけに限らないがきっちりと懐まで呼び込んで打たないと崩れる可能性は高い。
3.体の開きを押さえること。
これは今年の序盤でフォアハンド最大の問題点として分かってはいたが、やはり一度修正して直ってしまうと忘れてしまう重要チェックポイント。 スタンスがオープンなので上体のひねりやテイクバックを大きく取ることを基本としなければならないがライジングやカウンターショットを打っているうちに狂う可能性は常にあると考えるべきなのだろう。いくらプレースメントやスイングをチェックしてもロングやアウトのコントロールができないときは力みから来る体の開きが早くなる症状が出てきやすい。遅くて弾まない種類のボールを丁寧に返球するときにはクローズスタンスできっちり前足に体重を乗せてインパクト後左手でラケットを押さえながらフィニッシュするイメージでフォームの修正を行おう。
4.脇を締めて肘の位置をキープする。
カウンターの時には多少の肘の位置の移動は仕方がないが、打点が近すぎたり予想以上に厚いあたりで当たってしまったときに肘で抜いて距離をコントロールする癖が最近出てきた。インパクトが不安定なために出てきた問題点だがフラットでとらえているときには抜き加減が重要なポイントとなるために問題ないが、ドライブ系統で打った時に肘を抜いてコントロールするなど最低の処方である。振り抜きや押さ切ることでコントロールしなければならない。
5.総括
フラットで打つショットが少なくなってきたためネットぎりぎりに通す感覚が薄れてきている。バックハンドはフォアより回転量は多いがそれでも上に振り抜きすぎる。もう少しネットに近い弾道でアウトボールを押さえる感覚で打たなければいいところが出ない。つなぎの感覚が強すぎるといざ打つときに勝負できないので注意すること。
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