テニスとゴルフの日記

2001年07月12日(木) 小雨の中のシングルス

今日は天気良くないから部屋の掃除をしてテレビ見て寝るかナー、と思っていたら久しぶりに王子からの練習のお誘い。こんな天気でやるやついないだローと思っていたので最初の一言は「おまえ馬鹿だろ」でした。でも「7時半からならOK」といった俺も同類です。

そんなわけで少し乱打した後シングルスを始める。まー体調的にはかなり悪く先週末の疲れを引きずったまま月曜日はウインブルドン決勝を夜中の三時近くまで鑑賞し、火曜の夜にはリーダー繁と愛国データバンク作成のため調査に出かけ2夜連続で夜遅くまで活動していたのでまずもって集中力がない。まーしかしやる以上はチェックできるところはしておきましょう、と思いプレーしていました。
 
 昨日のお相手「王子」はA級戦士である。大まかに言うとコース、正確性、安定感で勝負するタイプのプレーヤーだ。彼と出会ったことはダブルスならともかくシングルスでは負ける気がしなかった。何しろほぼ全部のショットがエースをねらえるボールに見えてしまう、そういうボールが主体なのだ。シングルスに限らずエースを狙えるボールは常にエースを狙う人間なので打ちまくると勝てた。サービスもブレークされる気がしなかったしね。まーそれは過去の話。あれから2年近く経っているし僕の成長が止まっている間に彼はどんどんうまくなっているのでどうなるか楽しみだった。

結果から言えば2−6、1−4で負けているところでギブアップした。ふくらはぎがつりそうだったからである。走り込みしている割にはだらしがないナーと自分でも思ったが冷静に考えるとダブルスでつらなくてもシングルスではつる可能性はある。守る範囲も違うがセンター気味のボールは基本的に総て回り込んで打つし、下半身の使い方も止まって打つ、というよりも止まりながら打ち>打ち終わりながら移動するといったパワー系の走りを要求されるのだ、シングルスは。フットワークに関してはシングルスの方が遙かにきつい。シングルスで走り負けなければダブルスでつる、事はないと言える。フットワークに関しての問題は分かった。確かにこのところの忙しさに加えて釧路らしくもなく雨がおおいので、走り込みを怠っているのも事実だがもう少し煮詰めないとダメだと分かった。それに可能な限りミスの少ないプレーヤー相手とたくさんシングルスをしなければならないだろう。

その他の内容ではサーブ、これは一定の評価をあげたい。akiさんからのアドバイスもあり、アドからのセンターサーブでエースがとれた、しかもセカンドのスピンでだ。思わず声が出てしまうくらい嬉しかった。ファーストの入りは悪かったが集中力のない状態では及第点でしょう、まだ納得の域にはないけれどサーブだけはゆっくり仕上げようと思う。
 ストロークはフォアは大分打てるようになっていた。しかしやはりベストのポイントに素早く移動できていないのでミスが多い。ただし自分的にはただ闇雲に力んでのミスではないと感じている。ほぼ基本的ポイントは押さえられてはいる。入り方、微妙なポイントの修正などを行えば大丈夫だと思う。まーフォーストエラーばかりだったな、王子には悪い事したと思うが時々圧倒できたので良いでしょう。
俺のスタイルは君とは正反対なのだよ。昨日はダメだったが日々良くなっていくだろう、という確信がある。試合前に彼ともう一度試合できて、そのとき圧倒的に勝てなければ本番もダメだろうから。まーいずれにせよ自分の現状はよく分かった。春先に比べて格段に問題点は小さくなっている。頑張ろう。
 リターンが問題なのはバックハンドだ。残念ながらドライブのリターンは全く打てなかった。王子のサーブはなかなか良い。コースも読ませてはくれない。何度かリターンダッシュを狙ったことがあったが、コースが読めなかったので行けなかった。もう少しスピードのある選手と練習する必要性もある。トータルバランスはまあまあだ。
 後はサーブダッシュになれていないのでチャンスボールをきちっと決められなかった。これは思い切りと正確性、それにサーブのバランスも絡んでくるが自信が決めてとなるので練習するしかない。抜かれることを怖がってはダメだ。最初は抜かれて当然だ、少しずつあげていくしかない。

あと2週間を短いと思うか長いと思うかはもはや問題ではない。今は自分のスタイルを徹底して貫き通す練習をすべきだ。ファニピーの練習でも容赦なく行こう。
リーダー繁も中途半端に凹まされるよりも思いっきり凹まされた方がいい、といったので容赦なく行こう。まー本来手抜きはない方がいいのだ。


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