Espressoを飲みながら

2002年07月18日(木) 達磨

 何かを掴み、行おうとする手も腕もなく、
ここから別のどこかに歩いて行こうとする足もない。

故に、何ごとも気にかける必要もなく、
あくせくもせず。

生きることにも死ぬことにも煩わされず。

時の流れも、彼が今までに為したと言われる業も、
彼に害を与えることは出来ない。

天上の光はいつも彼に降り注ぐ。

それが、達磨だ。






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空遊 [MAIL]

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