Espressoを飲みながら

2002年07月04日(木) 初めてのLinux

学校の実習はWindows2000Serverが昨日で一応(本当に一応)終了し、
今日からはLinuxの実習に入る。

 既に御存じの方も多いと思われるが、筆者の復習も兼ねて一応説明。

Linuxとは、1991年当時フィンランドのUniversity of Helsinkiの学生、
Linus B.Torvaldsが卒業研究の題材として開発したオペレーションシステム
を基礎とするプログラムのこと。UNIXと同じように動作するけれども、
UNIXではなく、Minixのシステム上でUNIXと同じように動作するオペレーション
システムである。

"Linux is not UNIX"というフレーズは有名。

 Linuxは制作者Torvaldsによりインターネットに公開され、各地に
伝わり、世界規模で開発が行われることになる。

Linuxはプログラムのソースコードが一般公開され、開発者は自由に
昨日を追加したり、問題を修正することができる。
そしてそれはさらに世界に向けて公開され、成果は共有される。
このような手法はオープンソースと呼ばれ、Linuxの最も大きな特徴だ。

 ソースコードが公開されていて、開発者の意思でプログラムの追加・
変更が可能なため、Windows等とくらべてセキュリティー面でメリットが
あり、また安価であるため、最近企業・研究機関等でブレイクしている。

そんな経緯でとうとうポリテクセンター兵庫という職業訓練所の授業に
まで登場することとなった。

 Linuxにはいくつかのディストリビューションが存在するが、
今日授業で使ったのはその中でも最もメジャーなLinuxの一つである
Red Hat Linux7.2。なお現在では最新版の7.3も出回っている。
ダウンロードやCD-ROMで入手可能だが、今回は株式会社ソ−テック社の
「Red Hat Linux7.2サーバー構築入門」に付属していたインストール
CD-ROMを使用した。

 今日はまだインストールしてユーザー設定のさわりをやっただけ。
で、この本の値段が3800円+税なのだけれども、付属のOSには
ワープロ・表計算・グラフィック・簡単なゲームソフト(上海とか)が
含まれていた。これだけ見ても、マイクロソフトよりははるかに
コストパフォーマンスが高いことがよくわかる。

 操作方法は若干難しいらしいけれども、どんなことができるのか、
楽しみ、楽しみ。


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空遊 [MAIL]

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