学校の実習はWindows2000Serverが昨日で一応(本当に一応)終了し、 今日からはLinuxの実習に入る。
既に御存じの方も多いと思われるが、筆者の復習も兼ねて一応説明。
Linuxとは、1991年当時フィンランドのUniversity of Helsinkiの学生、 Linus B.Torvaldsが卒業研究の題材として開発したオペレーションシステム を基礎とするプログラムのこと。UNIXと同じように動作するけれども、 UNIXではなく、Minixのシステム上でUNIXと同じように動作するオペレーション システムである。
"Linux is not UNIX"というフレーズは有名。
Linuxは制作者Torvaldsによりインターネットに公開され、各地に 伝わり、世界規模で開発が行われることになる。
Linuxはプログラムのソースコードが一般公開され、開発者は自由に 昨日を追加したり、問題を修正することができる。 そしてそれはさらに世界に向けて公開され、成果は共有される。 このような手法はオープンソースと呼ばれ、Linuxの最も大きな特徴だ。
ソースコードが公開されていて、開発者の意思でプログラムの追加・ 変更が可能なため、Windows等とくらべてセキュリティー面でメリットが あり、また安価であるため、最近企業・研究機関等でブレイクしている。
そんな経緯でとうとうポリテクセンター兵庫という職業訓練所の授業に まで登場することとなった。
Linuxにはいくつかのディストリビューションが存在するが、 今日授業で使ったのはその中でも最もメジャーなLinuxの一つである Red Hat Linux7.2。なお現在では最新版の7.3も出回っている。 ダウンロードやCD-ROMで入手可能だが、今回は株式会社ソ−テック社の 「Red Hat Linux7.2サーバー構築入門」に付属していたインストール CD-ROMを使用した。
今日はまだインストールしてユーザー設定のさわりをやっただけ。 で、この本の値段が3800円+税なのだけれども、付属のOSには ワープロ・表計算・グラフィック・簡単なゲームソフト(上海とか)が 含まれていた。これだけ見ても、マイクロソフトよりははるかに コストパフォーマンスが高いことがよくわかる。
操作方法は若干難しいらしいけれども、どんなことができるのか、 楽しみ、楽しみ。
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