| 2002年06月24日(月) |
Chico 3 the gypsiesとふくろうの喫茶店 |
まだ雨は降り出してはいないのだけれども、 なんだか空気が湿っぽい。山独特の少しひんやりと湿った 木々の香りのついた風が部屋に流れてきている。
Yahoo Japanの天気予報によると、午後は降水確率が50%を 超えるらしい。そろそろ本格的な梅雨になるのだろうか。
昨日は久しぶりにCHICO 3 the gypsiesのNomadeを聴いていた。 PC上で聴けるようにMP3にして聴いていた。CHICO 3 the gypsiesとは 要するにジプシーキングからCHICOが分離独立して作ったグループで、 このアルバムにもBen Ben MariaやBamboleo等のジプシーキングの 名曲が数多く入っている。
空遊はこれをかなり前、まだ御影ではなく六甲に住んでいた頃に JR六甲道の近くにある、ふくろうの置き物と高級なコーヒーカップが たくさん置いてある安曇野という喫茶店でかかっているのを聴いた。
店のマスターに尋ねてアルバムを見せてもらい、後日元町のBALで 購入した。店のマスターはいかにもマスタ−向けの紳士的な雰囲気の ある方で、コーヒー豆の種類こそあれどエスプレッソとかデザートとかは 置いておらず、ドリップを目の前にとても流麗に無駄のない手付きで 一杯ずつ丁寧にいれておられた。 ある意味硬派な珈琲専門店で、結構いつ行っても繁盛していた。
Nomadeの一曲めはEl Verano。「夏」という意味。 少し聴いただけで、ラテンの夏へと引込まれるようなそんなリズムと 勢いのある曲。一晩パンを台所に置いておくだけで次の日には からからに乾燥して固くなって食べられないようなスペインの乾いた気候。
日本の梅雨の中にあって、ことさら懐かしく感じた。
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