| 2002年05月27日(月) |
大麻とハムとどっちが好きか? |
昨日の日記はいつもより見てくれた人が多かった。
どうしてなんだろ?
多分、麻薬所持の疑いにつき別室で取り調べとか、そんなことを 書いたからかもしれない。結局持ってないのに勝手に疑われ、 取り調べを受けただけなので、期待してこの日記に来てくれた人には なんだか申し訳ない(爆)。
私は基本的には、大麻とか、ドラッグの類いには余り縁のない人だ。 ただし縁のある人と縁があったことまでは全くないとは言えない。
高校の時にホームステイしたオーストラリアでは、学校のトイレで マリファナを吸ってた生徒がいた。ちょうど日本でトイレで煙草を吸う ヤンキー(死語)がいるようなもの。
インドに居た時には、マリファナを吸っていた人達とお知り合いになった。 しかしながら、その道のベテランと言う(自称)人から「お前には必要無い」と 言われ、結局そういうものにはまったりすることは無かった。
スペインに居た時には、学生寮で吸っていた連中がいた。 あの国では大麻についての法解釈にかなりばらつきがあるみたいで、 「売らなければ別に持っててもかまわない」と思ってる人と、 「大麻は法律で禁止されている」と言う人がいた。 それはちょうど日本でNHKの料金を払わなければいけないと思っている人と 払わなくてもいいと思っている人がいるみたいなものだ。 聞くところによるとマドリッドとかのBAR (がやがやした軽い飲み屋とカフェを足したようなもの)とかに 売人がやってきて、いらないかとたずねてくると言う。 私はその頃生ハム(ハモン・セラーノ)とワインとスペインオムレツ(トルティーリャ)に はまっていて、左様なものには全く関心がなかったのだが(笑)。
ヨーロッパを旅行していた友人から聞くところによると、 オランダはもっとマリファナにオープンらしい。 購入したり吸ったりするのは合法で、カフェとかタバコ屋さんのような感じ のところで販売されているそうだ。だから例えば道端にいるお巡りさんに、
「すみません。このあたりでマリファナ売っているところ教えていただけますか?(爆)」
とたずねても、勿論大丈夫ということ。
日本でマリファナというと、なんだか国を滅ぼすおそろしい薬物のように 扱われているが、オランダもスペインも全然滅びていないし、みんな元気だ。 大麻撲滅に血眼にならなくても実はそんなに問題ないのかもしれない。 ひょっとすると大麻の取り締まりこそ税金の無駄遣いかもしれない。
個人的には合法化されても吸わないと思うが。煙の出るものは苦手だ。 それにケーキ、珈琲、紅茶、生ハム、チーズ、日本酒、ワイン。 嗜好品費がかさむ私の家計にこれ以上嗜好品の負担を増やしたくもない。
あああ、大麻の話で書き始めたのに生ハムの味を思い出してしまった。 マドリッドのAtocha駅近くのMuseo del Jamo'nが懐かしい。 天井から吊り下げられていたハム、ハム、ハム。林のようだった。 酒池肉林という言葉があるけれども、私はとりあえず生ハムの林とワインの 池、いや樽でいいのだけれども、それらがあれば満足だ。
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