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2002年10月19日(土)
 英会話講師ジャック。


かっこいい国際人を目指す隊長は、週に一度英会話を習っている。
とは言っても、いっぱい聞けていっぱい喋れるNOVAではなく、
個人が経営している英会話塾だ。
ロス出身の明るいがとても律儀なアメリカ人ジャックに英会話を習い、
彼の妻である美しいがちょっといいかげんな日本人リサコに英文法を習うのだ。
かれこれ2年ほど通っているが、隊長はさっぱりかっこよくならない。
所詮イッテツは頑固イッテツなのだ。
国際人への道程は遠そうだが、ジャックとの親睦は深まり、楽しそうにレッスンに通っている。



さて、今日はそんな英会話の日。
いつもならただいま3秒でジャックとの珍事をこれまた楽しそうに話してくれる隊長なのだが、
今日はなにやら様子が違う。
ドドメ色のこぎたない顔色でご帰還されたのだ。
「どうしたの?」
と事情を聞いても、
「思い出したくない」
と言い張り中々口を開かない。
もしやジャックと喧嘩でも?
まさか幼稚園児でもあるまいし、それはないだろう。
しかしこの顔色は尋常ではない。
暫く様子を見ていると、隊長は貝の口を開きこう語り始めた。



「ジャックがさぁー、目つぶって腕を出してって言うからその通りにしたら、
腕にヒンヤリしたものが巻きついて来た。」


「何が巻きついてたの?」


「イヤな予感はしてたんだよな。」


「何だったの!?」


「大蛇(涙)。」



たっ隊長、蛇じゃなくって大蛇ですか?



「あーそう言えば蛇やらイグアナやら飼ってるって言ってたね。
ところで君、蛇嫌いだっけ?
なんか爬虫類系平気で掴みそうな顔してるけど。」


「嫌いだよっ。」


「あ、そうなんだ。」


「子供の頃は掴んで遊んでたんだけど、ある日、山かがしの尻尾掴んで振り回してたら、口からだか肛門からだか分かんないけど、蛇の卵がボロンボロン飛んで来て、それから気持ち悪くて掴めなくなった。」



それはさぞかし怖かったことでしょう。
ってか、その事件まで蛇を掴み振り回すこと、
いえ、素手で触ること自体が間違っていると思うんですけど。
山かがしって毒蛇でしょう?
剣菱悠理じゃあるまいし。



「で、手に巻きついた大蛇はどうしたの?」


「イヤがったらジャックがすぐにケースに戻してくれたんだけど、
ケースをレッスンの部屋に置きっぱなしにしてたから、ずーっと気持ち悪くて今日は勉強にならなかった。」


「それは大変だったね。
でさ、泣いたの?( ̄ー ̄)ニヤリッ」


「泣かねぇーよっ!!」


なぁーんだ。
残念無念また来週。
「ジャックぅ〜!助けてぇ〜!」とか泣き喚けば面白かったのに。
うけけけけ。
隊長曰く、大分気分は落ち着いたものの、
脳裏に大蛇のチロチロした舌が焼き付いて離れないとか。
もう来週から行きたくないとダダっこ中。
確かに大蛇のいる英会話教室に行きたいヤツなんていないだろう。
たとえその大蛇が英語がペラペラだとしても。


ああ、かっこいい国際人への道程はまだまだ遠い。


ちなみに、コレと同じ手口で、先週はハムスターを乗っけられた隊長。
そのハムスターは観賞用ではなく、大蛇くんの餌になるとか。


分かっちゃいるけどなんか可哀相。









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浜ちゃん主演の『明日があるさ THE MOVIE』に悪役で出演中だ。
ジャック曰く、ロンブーの淳がとってもいいヤツだったそーだ。
ちょっと意外。




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