隠喩と暗喩の対話

日々の心象を抽象的な言葉で。隠喩のはけ口、いわばポエム。

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2003年04月05日(土) :ラフメーカー

誰もいないフロアには雨音だけがフォルテシモ。交差点の向こう側には格調高い大門。キエフはその先数万キロ。兄氏宅〜横浜コースの序章となった晩以来の潰れっぷり。Fracture=粉砕。目的はすべてぶっ飛んだ。何もかもぶっ飛んだ。粉々に砕けて夜の闇に吸引された。吸引機を使っても本質的な改善にはならないということは百も承知でも縋りたい気持ちというやつだろうか。2時間が経過ラーメンしてもまっすぐ歩けない夜景でぐっぐっとしかめっ面してみるけど何も絞り出てはこない。歪んだ世界は歪んだままだ。思い起こせば一瞬だけ忍者の気配を感じたようなきもする。二度と感じることのできない気配。まだまだ序盤の話し。うろうろうろついても移動距離に比例してアルコが吸引されるだけ。隠れ身の術が土遁の術か。イトウシロウとオダギリジョー。それが日常であるうちはうんともすんとも聞こえなかった鈴の音ピアニシモ。


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下駄不落斎(ふらくやん) |メイル諸悪の根源自己嫌悪(復刻版) profile


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