フォーリアの日記
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夜中にかなり雨が降ったようです。 朝は傘を持たずに出て初めは晴れていたのですが、その後少し雨が降りました。
昨日の食事が重かったのと食べ過ぎたのとで、朝は飲み物しか飲みませんでした。
今日の目的地はカポディモンテ博物館と、カタコンベです。 カポディモンテ博物館は建物自体がファルネーゼ家の邸宅(別荘)なので かなり立派なものなのです。 中の絵画などは、バロック時代のものは暗く、あまりぱっとしません。 唯一カラバッジョの絵が背景が暗いにもかかわらず人物が浮き立ち、光を放って見えました。
美術館の外の庭園は奇麗で、結婚式人が家族で写真を撮っていました。 カメラマンが頼まないうちにどうぞどうぞと夫に写真を取らせてくれました。
私が本調子ではないのでどうしようかと思ったのですが、 カポディモンテから一駅バスで下って、カタコンベに行きました。
ガイドがイタリア語と英語で、交互に話すので2倍時間がかかっている気がします。 かなりイタリアなまりの強い英語で聞き取り難かったです。
解散してから、そのまま下ればバスが通っているところに出るというので下ってみたのですが 降りた道と直行しているバスどおりが高いところにあって、通路のエレベーターは壊れていて、 バス通りと並行の道の坂をずっと進んでバス通りの高さまで上ってから左へでてバス通りに出ました。 バス停はそんなに遠くありませんでした。 同じ旅行者でやはり坂を上ろうとしたご夫婦が、上りがきつかったのか途中で諦めてどこかへいったのですが バスがなかなか来ないのでバス停で待っているうちにまた会いました。
遅い昼食に、ホテルの近くのブランディというピッツェリアへ行ってみたのですが、 20分待ちと言うので、一旦ホテルに帰って休んでからまた出て行きました。 席に案内されても注文もとりにこられないほど忙しいようで、 他の人達を見てもまだ品物がきていないようなので、これはひどいといって やっぱりやめて他の店に行きました。
ちょっと路地へ入ったほうの店で、私は余り食べなかったのですが、とてもおいしかったので、 変に有名店に行かないほうがゆったりできていいと思いました。
そのあとホテルに戻って休憩。 雨が降ってきたので余りで歩く気分ではありません。
しばらく休んで雨がやんでから、夕食に出つつ、その前にサンタルチアを散策しました。 雨上がりのベスビオス火山の景色が奇麗です。
さて、そのあとはかなり細い道に入り込んだところにあるレストランに行きました。 一昨日食べたスパゲッティ・ポモドーロ(トマトのスパゲッティ)がおいしかったのでまた注文しました。
しかし今日の店は煮込んだトマトソースではなくて、ミニトマトをいためたものでした。 サラダにもミニトマト、カプレーゼ(モッツァレラとトマト)にもミニトマト。 カプレーゼは今日の昼に食べた店がおいしかったので、こちらのにはがっかりです。 同じミニトマトばかりどれにも入っているので、だんだん飽きてきて、 とうとう全部食べられませんでした。
夫が言うにはこの店は有名店らしいですが、地元の人が一人もいません。 もっと地元の人に愛される店の方がおいしいのかもしれません。
さていよいよ明日はフィレンツェに移動です。
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