フォーリアの日記
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2010年11月08日(月) おばあちゃんの頭が少し冴えてきてる

今日も良いお天気で、昼間は寒くありません。

ここ数日、おばあちゃんの頭がちょっとはっきりしてきているなと思っていましたが、
午前中に呼び鈴を押すから行ってみたら起こしてくれといいます。
どうするんだろうなあと起こしたら、新聞を見たいと言います。
「長いこと見ていなかったからねえ。」などといって
疲れるから見出しだけといっていましたが、しばらく見ていました。
今日の新聞の見出しは新しいニュースに関することじゃないので、
今までの経緯を知らないとわかりにくいので不運だったかも。

そのまま行っていいというので座ったまま残して私は別の部屋に行きました。
後で見に行ったら、おばあちゃんが自力でもう横になって寝ていました。
サイドテーブルの上には、新聞のほかにベッドの反対サイドの出窓にあった
B6版の小さなノートとペンケースが置いてありました。
このノートはおばあちゃんが元気な時はたまにその日にあったことのメモを書いていたものです。
こんなことをしようと思うのは、頭の働きがさえてます。
でも体幹の力が落ちているのに、よく反対側からノートとペンケースをとったものです。
どうやってとったのでしょうか。
後で昼ごろ起きた時に聞いたら、書こうとしたけれど手が震えて書けなかったということです。

見ていないときに体力以上かと思われるようなことをする割には、
見ているときには自分で起きられない、自分で横になれない状態になっています。
相変わらずというより、まだというかもうというかちょっと力が落ちている感じです。
昼食に居間まで連れて行くと戻る時に苦労します。

午後はマッサージの先生が来ました。
マッサージの先生が上に上がってくる前に起きるというので起こしました。
最近は起きてめがねをかけて待っていないと失礼だと思っているようです。
まあ元気な人ならそうなんですが、自力で起きられない人が起きて待っているとは
来訪者も期待していないのですが。

夕方にまた呼ばれた時には、TVをつけて起こしてといって
起きてちょっと足の体操して、しばらくそのまま座っていると言っていました。
やけに積極的になっています。
でも、夕食の支度など始めている頃だったので、こちらも忙しくずっと見ていられないし、
このまま夕食まで座ったままでいると、夕食を座ったままで食べられないかもしれないと心配でした。
だいたい30分が限度なのです。
30分座っているとその後手を引くだけでは歩けなくなっています。

案の定、夕食時にはもう座りつかれてしまったようです。
それでも居間へ連れて行って椅子の背もたれに寄りかかるようにして座ってもらったら
その姿勢ならなんとかなったようです。

夜は何度か起こされました。
ベッドから落ちたとか(落ちていない)、夢の中の出来事のようです。


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