フォーリアの日記
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| 2008年05月16日(金) |
満員になると思っていない人 |
今日は朝起きた時は地面が濡れていましたが 昼間はお天気になりました。
今朝の電車は先週のように妙に空いていたりしませんが、 朝の電車、私が乗る駅までそんなに混んでいない状態でホームに到着しました。 その時にファッショナブルなすらっと背の高い二人の女性が ダンサーとかモデルさんが持ちそうな着替えのような大きな荷物を 座席の端寄りの床において、そこから1m四方ぐらいの場所をとって立っていました。 ドア寄りの1人は開かない方のドアの窓から外を見ていて、 背のかなり高い内側寄りのもう1人は天井のつり革につかまり、窓側を向いて携帯をいじっていました。 電車が止まって人が乗り込むまでは、それくらいの空間をとっても 誰の迷惑にもならない混み具合でしたが、 この駅では一気にぎゅうぎゅうに混むのです。
ホームでわりと前の方に並んでいた私は、後ろから押されるままに その背の高い女性と、もう少し左にいた無関係の人の間に入り込みそうになりました。 しかし私の右側のその女性は、わざと突っ張ってまったく動こうとしません。 私はどうせ混むのにそんなのと張り合いたくないので、押される力を左へ逃して 少し左側の、その女性とは触れ合わないところに位置を取りました。 まだまだ私より後ろの方に並んでいた人たちが乗ってきます。 私の後からどんどん乗ってきた人たちによって、その女性は背中をぎゅうぎゅう押されていました。
あんまり押されて気を悪くしたのか、その女性が携帯から目を離して私の方をキッとにらみました。 携帯をいじりながら「ずうずうしいおばさんが、ぎゅうぎゅう押して」と思っていたに違いありません。 でも、その時には私はもう離れていたので無関係です。 それで初めて、押しているのは私ではなく電車がかなり混んでいることに気づいたようです。 やっと天井のつり革を離して端の自分の荷物の近くへ寄りました。
その背の高い女性と連れの女性で、開かない方のドア側を向いて誰もいない空間を作っていたので、 混んでいることにまったく気づいていなかったのでしょう。 この時間のこの電車にまったく乗りなれていない人だと思われます。
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