フォーリアの日記
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| 2008年05月15日(木) |
頭頂部ボリューム・「周りの声を聴いて合わせる」 |
今日は久しぶりにいいお天気です。
美容室の予約をしていたので午前中でかけました。 基本的には前回とあまり変わらない感じです。
いつもの美容師さんがお勧めの紹介をしてくれました。 頭頂部にボリュームをもたせるパーマなのですが、その分量をいろいろ研究したそうです。 分量が少なすぎるとボリュームが出ないし、少なすぎると扱いにくいと不評なのだそうです。 試行錯誤の結果、3本ロットを巻くのが適量なのだそうです。 カラーと同じ日にできるのか聞いたら、できるとのこと。 でも私に似合うかなあ、どうかなあ。 少なくとも今日はやめておきます。
そんな話を最初にしたので、 最後にブローする前に大きなカーラーを2本頭頂部にまいて、 今だけ(洗うまで限定)その雰囲気を作ってくれました。 ちょっと黒田知永子風? 家に帰って後で参照するために、崩れる前に娘に写真を撮ってもらいました。
---------- ところで、またmixiの声楽コミュニティの話題ですが、 「周りの声を聴いて合わせる」ことができないというトピックがあって気になっています。 教育学部の音楽科の声楽専攻の方で受験前にソロの練習しかしていなかったし 合唱で周りの声を聞くことができないというのです。 ピアノの音なら聞けるというのですが。
これって実際に何が原因だかはっきりわからないのです。
単音を交互に鳴らしたときの音の微妙な高低がわかっても、音が重なった時に 重なった音が合っているかどうかを聞き分けられない人はたくさんいます。 合奏や合唱経験がない人にはかなり大きな壁ではないかと思います。 でもそれは鍛えればわかるようになります。
微妙に違う音が重なった時のうなり、合った時にうなりがなくなること、 それらをよく聞いて毎日のように音をぴったり合わせるということをやっていれば 1年もすればわからなかったときのことは忘れるくらいになっているのではないでしょうか。
でもそれだけなのかなあ。 聞けないという状態の要素がわかりません。
確かに音を混ぜた状態で聞くことができないと周り聞けないかもしれませんが、 そのほかに歌うときに声を出すことにばかり集中してしまうような心理的な要因があるかもしれないし、 自分の発声が内鳴りしずぎて他の音を掻き消しているのかもしれないし。
ところで、音大卒でも音の聞き分けができない人がたくさんいることは、 私を「音大卒不信」にした原因のひとつです。 「音大卒不信」というと言いすぎでしょうか。 音大卒だからといって必ずしも音楽について何でもすぐれているわけではない という意識を植え付けたという程度ですが。
私のような、吹奏楽やオーケストラで鍛えてきて 2本のクラリネットのソリ(ソロの複数形)でまったくうならず あたかも1本の楽器であるかのように演奏するようなこと当たり前にやってきた者にとって、 以前ある合唱団で、音大のピアノ科卒や声楽家卒のそうそうたるメンバーが 音があっているか違っているかがまったくわからないことに愕然としたことがあります。 (第一線で活躍している人ではなく、普通の主婦になっている人です) その合唱団で困ったのは指導の先生(声楽家)までが 重なっている音が合っているか違っているかまったくわからなかったことです。 そのため誤解を受け、疎まれてさんざんいやな思いをしましたが 別な面で反面教師として私の成長を助けてくれたので、 自分の経験としては、それなしでは通れない道でした。
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