フォーリアの日記
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2008年02月12日(火) おばあちゃん手術後3日目

今日は雨です。

午後病院へ行くと、着いたとたん隣の元気なおばあちゃんが
うちのおばあちゃんが昨日の夜騒いだことを話してくれました。

昨日の夕食時から夕食後の様子はどうもおかしかったので
危ないとは思っていたのです。
大声を出したり動き回ってベッドから降りようとしたそうです。

元気な人が寝ぼけて歩き回るなら多少放っておいてもいいかもしれませんが、
まだ片方の足に体重をかけてはいけないので、勝手にベッドから降りると困るのです。
動けないように一時縛られていたようです。

午前中は1階のリハビリ室へ行ってリハビリをしてきたようです。
車椅子に移動する訓練のような話でした。

リハビリへいったきり昼食にも帰ってこないので
同室の人たちは、どうしたのかなと思っていたそうです。

実はリハビリ後、手押し用の車椅子に乗せられて、
そのままナースステーションに座らされていたようです。
ナースステーションの前の病室に空きがないので、
見張りが必要な座れる患者はそこに座らせて見ているようです。
昼食は突き当たりのテーブルのある部屋(本人談)で食べたそうです。

私が行くと手を振って、看護婦さんに車椅子を押されて病室に連れてきてもらいました。
病室に戻ったばかりはまだ状況が把握できていないようでしたが、
話すうちに多少まともになってきました。

夢か現かわからなかったようですが、やくざのようなものに追われている夢を見たそうです。
助けを呼んでも誰も来なくて必死で逃げようとしたとか。
夜中に「おとうさん、助けて」と叫んで激しく動いてベッドから降りようとしたという隣のおばあちゃんの話と符合します。

まだ何か夢のようなものが見えるのか、時々わからない話もしていましたが、
話すうちに目が覚めたのか、それもだんだん減ってきて少しずつまともになってきました。
一日座っていたせいか体もかなりしっかりして、背中を起こすのも苦しそうではありません。
さすがにずっと車椅子では疲れたのか、そのうち休みたいと言うので
看護婦さんを呼んでベッドに寝かしてもらいました。

夕食の時にはベッドの頭をほぼ垂直に立てても平気で、しっかり座っていましたので、
食事用のテーブルにも届きやすく、昨日のように食べる手順も混乱せず、
遠いものは少し背をベッドから離して取ることもでき、かなり安心してみていられました。
お椀を持つ手がまだ震えるので、長く持っていると味噌汁をこぼしそうで心配で
私はいつでも助けられるように構えていましたが、なんとか無事味噌汁も全部飲みました。
ご飯は多いので半分ですが、他のおかずはほとんど食べ、久しぶりにちゃんと食べたところを見ました。
これで、昨日より落ち着いて眠れるかもしれません。

身体能力は日に日によくなっている感じはします。


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