フォーリアの日記
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| 2008年02月11日(月) |
おばあちゃん手術後2日目 |
今日もよい天気で比較的暖かです。
入院翌朝や手術日には午前中から行っても何も言われませんでしたが 昨日、昼前に病院に行ったら面会時間に来るようにと言われたので、 やっぱり午後からの方がいいかと、今日は午後から行きました。 夫が1時から床屋へ行ったので、戻ってきてから車で行きました。
2時半ごろ行くと、食事の時結構大変だったようで 隣のベッドの元気なおばあちゃんが朝食昼食の様子を話してくれました。
朝食はメガネをかけていなかったのと、姿勢が自由にならないことに慣れず、 うまく食器なども持てずに味噌汁をひっくり返したとのこと。 隣のベッドのおばあちゃんがナースコールをしてくれて、 昨日パーキンソン病で入院したという部屋で唯一歩ける斜め向かいのベッドの方が めがねを取ってくれたそうです。 昼食もベッドをあまり起こせなかったのでテーブルが遠く 食べ物を取るのに苦労してほとんど食べられなかったようだとのこと。 看護婦さんが少し食べさせてくれたようです。
そんなわけで、今日は夕食の時にいて欲しいということで 夕食を食べ終わるまで病院にいました。
リハビリは祝日もやるのかどうかわからないと言っていましたが、 そのうち今日は車椅子に乗せてみるといって来てくれました。 しかし、ベッドを起こし座らせてみると血圧が下がってしまい、 今日はマッサージと足を動かす運動だけになってしまいました。 普段から自分でも足先などを動かしているように言われていました。
おばあちゃんは横になっていると眠っていることが多く、 そのために血圧が下がっているのかもしれません。
リハビリ後、姪っ子が来たので、私たちは病院から徒歩圏のスーパーへ買い物に行きました。 夕食までには戻ってきました。
夕食の時にはベッドを徐々に起こしたらかなり起こすことができ、 座る姿勢までいったので、自分で食べ物に届きました。 おばあちゃんは普段箸を持つのは右ですが、本来左利きなので、 スプーンは左で持たないとうまく使えません。 でも姿勢が不自由なので勝手が違い、混乱して右手でいろいろやろうとしたり、 なかなかまだ危なっかしいことがあります。
夕食後しばらく起き上がった姿勢でうとうとしたり喋ったりしていましたが そのうち、「あのカレンダーのところへいく」とか言い出しました。 ちょっと夢の世界へ入ってしまったようなのですが、そのあとがすごいというかりっぱというか。 起きると言い出して、かなり力を振り絞って少しずつベッドサイドへ座る姿勢に移動して行ったのです。 とうとう頑張ってベッドサイドへ自力で座ることができました。 (昨日は自力ではなく起こしてもらったのです。) しばらくそのまま話をして、看護婦さんが回ってきたりしてそろそろ寝た方がいいかと思った頃、 「帰らなくちゃ」と立ちたがりました。 病衣の裾から足がでているのを見て「ズボンをはかなくちゃ。」とも言っています。 「まだ体重をかけたらいけないので立てないんだよ。お医者さんの許可がでるまでだめなんだよ。」 「ここは病院だから、ここで寝ていいんだよ。」 など、いろいろ言ってちょっとは納得したかどうか。
怪我していると思うと急に動くのを怖がってしまうのに、 怪我していることを忘れてしまうと力がでるものでしょうか。 向かいのおばあちゃんは今日は落ち着いていて、会話もまともですが、 最初の日には帰ろうとして自力でベッドから降りようとして落ちたそうです。 うちのおばあちゃんはまだ入院生活に慣れていないし、夢の世界はそのうち落ち着くと思います。
明日も夕食時に病院にいるようにしたほうがいいようなので、 そのころ病院にいこうと思っています。
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