フォーリアの日記
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2008年01月15日(火) 「ペルセポリス 2」

今日は昼間は昨日ほど冷え込んでいませんが、
夜は夫が冷え込んでいると言って帰って来ました。

おばあちゃんは比較的元気ですが、せきがなおらないので病院に行ってきました。
こういうのこそ対症療法でも薬が効きます。

血圧計のACアダプターが届いたと昨日連絡を受けたので買いに行き、
本屋まで足を伸ばして「ペルセポリス」の2巻を買ってきました。

ウィーンに渡ってなかなか適応できずに退廃的な生活を送るようになり、
イランへ帰ってまた渡仏を決意するまでのマルジです。

1巻でのイランでのマルジは、
イランの厳しい生活が実感できるとまでいいませんが想像はでき、
規制が激しくなる中での生活に反発する様子がなんとなく理解できました。
しかしウィーンでの生活は理解できないことの方が多い。

フランス語はわかるけれどドイツ語はわからない、
さらにイラン人であることで侮辱されるマルジが厳しい状況であることはわかりますが、
ウィーンでの退廃振りは共感できません。
もちろん、自由な日本でずっと暮らし、外国に住んで孤独の中で差別を受けたこともない私には実感できないことの方が多いからかもしれません。

その他、イランにいるマルジがお母さんやおばあちゃんに怒られる場面がありますが
その時やったことはかなり「人間としてやってはいけないこと」であって、
そういうことをしてしまうのは社会背景のためなのか、マルジ自身の問題なのかと疑問に思いました。


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