フォーリアの日記
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2007年09月24日(月) N響とゲヴァントハウス

今日はほぼ曇りです。昨日に引き続き涼しくなっています。

昨日の夜のN響アワーでクラリネットの横川さんをスタジオに招いて話を聞きながら
N響の演奏会のクラリネット協奏曲などクラリネットソロのある曲をやっていました。
http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/prg/2007-09-23.html

私が高校生の頃、地元の楽器店が開いたクラリネット講習会に参加したのですが
講師として招かれていたのが当時N響のクラリネット奏者の浜中さんで、
その講習会に「弟子です」と連れてきていて、
一緒に指導してくれたのが横川さんでした。
その当時は若くてカッコよくて、サラサラの長い前髪が顔に掛かるのが素敵だと
あとでみんなの話題の的でした。
その後某オーケストラ(まだその頃はN響にいたのではない)の長野公演の時に来ていたので
トップ奏者を差し置いてみんなでぞろぞろ楽屋へサインをもらいに行ったりしました。

年を経て、N響で見かけるようになった頃には普通のおじさんです。
おじさんなのはいいのですが、浜中さんの弟子として鮮烈に目の前に現れたからには
今ではN響をひっぱる名奏者になっていると期待していたのですが、少し期待はずれでした。
最近のN響の木管には不満が多いのですが、それを打ち破るものにはなっていません。
今、昔の映像を見ても、浜中さんは上手かった。

今のN響の木管奏者が指揮者の方もあまり見ないで無表情で吹く人の多い中、
横川さんは表現しているようにも見えるのですが、それでも硬いのです。
音楽とは形を重視する難しいものだと表しているように感じてしまいます。
本当はもっと心に訴えるものがあるはずなのに。

N響の木管奏者誰をとっても、たぶんテクニックには不足がないのです。
アマチュアが苦労するような難しいパッセージも難なく吹いてしまうことでしょう。
でも音楽としては退屈でつまらなくなってしまいます。

昨日の晩(今日の未明)にBSで録画していたゲヴァントハウスのシューマンプログラムの演奏を今朝見ました。
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/crs/index.html

生き生きと躍動感にあふれていて、音楽とはこうでなくちゃと思いました。
アルゲリッチのピアノコンチェルトも乗りに乗っているという感じで素晴らしい。
なぜ、N響にこういう演奏ができないんでしょう。
練習量とか技術ではなく音楽に対する姿勢が何か違うとしか思えません。


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