フォーリアの日記
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| 2007年04月19日(木) |
Windows Vistaのアンインストール |
今日も雨が降って寒いです。 午後からは何とか晴れ間も出てきましたがまだ寒いです。
すでにWindows Vista β2が入っているHDDに Windows Vistaを実験的にインストールしようとして失敗しました。 再起動しようとしてこけるのです。 昨日はそのままにしてありましたが、 今日あきらめてアンインストールしようとしていろいろ苦労しました。
WindowsXPにVista(β2やRC1、最新では製品版も)を入れた場合のアンインストールの仕方なら先人が詳しく書いています。
http://stakasaki.at.webry.info/200609/article_10.html http://stakasaki.at.webry.info/200703/article_9.html http://www.center-left.com/blog/archives/2006/10/windows_vistaxpvista.html
マイクロソフトのサポートページにもこんなものがあります。 「Windows Vista のインストール後にコンピュータを以前の Windows インストールに復元する方法」 http://support.microsoft.com/kb/927522/ja
これにしたがってインストールディスクの「システム回復オプション」からコマンドプロンプトを立ち上げて DドライブのWindowsフォルダなどをWindows.Vistaにリネームしました。
これはあとで削除すればいいのですが、Windows上で削除しようとすると アクセス権が複雑で大変です。 所有者を変更してアクセス権を与えて消そうと試みたのですが サブフォルダのアクセス権がなぜか残ってしまって途中でめげました。 「システム回復オプション」からコマンドプロンプトを立ち上げて消すのが簡単です。 rn /S /Q Winodws.Vista サブフォルダや中のファイルまで全部消す/Sオプションだけでなく、 確認のメッセージを出さないように/Qもつけておかないと、 ほうっておいても10分20分かかる量なので、いちいち確認されると大変です。
さて、次に行うように書かれているbootsect /nt52やbootsect /nt60ですが bootsect.exeはインストールディスクのbootディレクトリの中にあります。
余談ですが、IBMの5576-002キーボードを使っていると インストールディスクから起動時の標準的なドライバでは\もバックスラッシュも打てなかったので cdで順番に階層を降りて、そのディレクトリに入ってコマンドを打ちました。 打ちましたが、おそらくこれは必要なかったのです。
VistaとXP,2000ではブートシークエンスが変わっているようで、 bootmgrを使うVistaのものにするのが bootsect /nt60 ntldrを使うXPや2000のものにするのが bootsect /nt52 ということで、もともとVistaが起動していたなら変えなくていいようです。
ブートエントリまで自動で書き換えるかと思ったらそうでもないようです。
さて、そこで回復オプションを抜けてHDDから起動すると、 ブートエントリの選択肢の画面が現れます。 現れてもWindowsフォルダをリネームしたDドライブからは起動しません。
これを消すには、 Bcdedit.exeを使うそうです。 Bcdedit.exe は Windows Vista パーティションの \Windows\System32 ディレクトリにあります。 http://www.microsoft.com/japan/technet/windowsvista/library/85cd5efe-c349-427c-b035-c2719d4af778.mspx
WindowsXP環境に戻したい人はコマンドラインでBcdedit.exeを使わなくてはなりませんが、 Windows Vista環境に戻す場合にはVistaのmsconfigが使えます。 bootタブからエントリーの削除や変更ができます。
何度も同じパーティションにインストールしなおそうとしたエントリーがたくさんできて困っていましたが msconfigですっきり削除しました。
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