フォーリアの日記
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2006年05月23日(火) ピアノ練習

今日は雨が降ると言っていたけれど、なんとか午後3時ごろまでは持ちました。

レタスがなくなったので昼間買い物に出たのに
他の物を買ってレタスを買うのを忘れて帰ってきました。ま、いいか。^^;

午後、チェロの伴奏を練習してみました。
この曲の中で一番難しい部分の、
右手に32分音符の6連符の分散和音が続くところの音がどう変わるかと、
左手にあるメロディーと16分音符の動きがやっと同時に頭に入ってきたので、
細かい音をきちんと出せるようにゆっくり練習できるようになってきました。

無闇に音を追っていると手に力が入って自由に動かず、
ギクシャクと無駄な動きをしていたのを自分でも感じていたのですが
一音一音確認しながら指やそれにつながる筋や手首の力を抜いていくと、
見るからに無駄な動きが少なくなって、音がきちんと入る位置に指を持っていっているのに
全体にはあまり動かなくてすんでいることがはっきりわかります。
この調子で練習すればちゃんと弾けるようになりそうです。

子供の頃に上達した人にはこんな無駄な手順は必要ないのかもしれませんが、
子供の頃に変な癖をつけたままあまり上達せず、大人になってからまた練習した私のようなものは、
変な癖がすぐ出てしまって、無駄な力を入れているだけでなく
必要な部分を使っていなかったりするので、
使えなくてはいけない筋肉が弱いままだったりします。
違う筋肉を使って必要な筋肉を使わないままずっと練習していると正しく発達しないのです。

以下、変な癖をたくさん持っているへたくそが
ちょっとでも癖を直して弾くための自分流の方法です。

曲がりなりにもすぐに弾けてしまう曲ばかり弾いていると、
そのまま変な癖をなおさず弾きとおしていることが多いのですが
(もちろん、余裕がある部分では気をつけているのですが)
うまく弾けない部分がある曲に出会うと、悪い癖にも気付き、
その癖のために使えていない筋肉にも気付きます。
まったく使っていなかった筋肉が必要なことに気づいた時には
ゆっくり1音鳴らす練習をします。
必要な筋肉に力がないので、初めから大きな音を出そうとすると違う筋肉を使ってしまいます。
だから初めはごく弱く。必要な筋肉だけ使うように気をつけながら。
音が鳴らなくても鍵盤が下がればいい位の気持ちで。
もちろん鍵盤が上がる時の力の抜き方にも気をつけて。
何回目かには、非力な筋肉にも音を出せるくらいの力はついてきます。
大きくなくても音が出て、指がその動きに慣れて変な動きをしなくなったら
あとは普通に練習してもだんだん力がついてきます。
若かったらここまでがもっと早いんだろうな、とは思います。


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