フォーリアの日記
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2005年05月30日(月) 畳の表替え

畳の表替えをしてもらいました。
ここのマンションに入居してから表替えをするのは初めてです。
畳屋さんが朝8時に畳を取りに来て、店に持ち帰って表替えをして
夕方仕上がったら持ち込むという話でした。
あいにくの雨なのが気がかりです。

社宅だと、次々と全世帯の畳を替えるので
敷地内に作業台を持ち込んで1枚ずつ運び出しては張替え作業をしていました。
それはそれで、全部が仕上がるまで何度も出入りするし、
1枚1枚、仕上がって次のを持ち出すごとに畳を拭いたり掃除機を掛けたり
物を動かしたり、頻繁に自分も動かなくてはならないし
お茶を出すなど気を使うこともあったので大変なのですが・・・・。

一度に持ち出すなら、仕上がるまでは別にすることもないので楽だと思ったら
意外な盲点がありました。
畳の部屋を全部一度に空けなければならないので、他の部屋が一日中荷物に埋もれてしまうのです。
一枚ずつ出すのなら荷物を他の畳に動かしつつしのげるので
必ずしも全部他の部屋へ出す必要はありません。

朝8時は早いので、前の晩から大物は奥の部屋へ移動しておこうと思ったら
娘が夜になって奥の部屋にいろいろ広げて製図をはじめてしまいました。
仕方がないので、朝は早めに切り上げて片付けるという約束にして昨日は寝ました。

朝になったら娘はまだ製図をしていました。
徹夜したのかと聞いたら、徹夜しなかったから朝またやっているのだと言います。
朝食後も、出かけるぎりぎりまで何か書いているらしいので
仕方がないのでとにかく道具をある程度まとめて窓際に寄ってもらって
空いたところに息子に手伝ってもらって大物を運び込むことにしました。

動かすとさぞかしほこりが出るだろうと思いましたが、
これくらいなら、実家のこたつを動かしたほどでもない。
とにかく掃除機を掛けて奥の部屋へ運び込みました。
少々圧迫感はあるでしょうが、娘が製図するスペースはまだありました。

小物は居間へ出したので、居間も居場所がなくなりました。

約束どおり8時に畳屋さんがやってきて、あっという間に畳を全部持っていきました。
畳の下からさぞかしホコリが出るだろうと思いましたが、これも社宅ほどではない。
とにかく掃除機を掛けて、後は運び込むまで特に用はないので普通に過ごせたはずでした。

畳を運び出した直後は多少くしゃみも出て、昼頃には多少気管がぜいぜい言いましたが
畳を全部はがしたわりにはたいしたことはありません。
しかし、荷物に埋もれて過ごすのは思ったより大変でした。
無闇にストレスがたまり、何もしないうちにかなり疲れました。
引っ越し前後に引っ越し荷物に囲まれているよりもマシなはずですが
こんなに疲れてしまうのは、これも年なのかもしれません。

夕方4時半頃、畳屋さんが張替えが終わった畳を持ってきました。
畳を入れ終わって畳屋さんが帰ってから、畳をからぶきして荷物(小物)を部屋に入れると
やっと居間が広くなって落ち着きました。

その後全体にホコリっぽいので掃除機を掛けましたが
奥の部屋は大物でふさがっているので息子が帰ってから運び出して
掃除機を掛けるのは明日になりそうです。
居間はなんとか遅めの夕飯を食べるのに困らないくらいの時間までにはことが済みました。

新しい畳はきれいで、こんな色だったっけ?と思うくらい青々しています。
目も詰まっているので、足触りも違います。
社宅で表替えしても、新しい畳はきれいだとは思いますが
ここまできれいだと思ったことはありません。

マンションに最初に入っている畳は最低レベルの品のものだそうなので
初めのうちでもこんなにきれいではなかったかもしれません。
社宅でも、会社が上質のものを使うとは思えないので
きっと物が違うと見た目も違うのです。

娘が帰ってきて見て、「模様替えをしないと合わないくらい雰囲気が変わったね」と言いました。


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