フォーリアの日記
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2005年05月29日(日) 5月祭

息子が在学している最後のチャンスかもしれないので、5月祭に行ってきました。
いつも息子が出るバンドの演奏を見ていたので時間帯の重なる他の演奏などはみられないし、
かといって何日も続けて出かける体力もなかったのです。

今年は息子は出ないので他へまわるのが面白そうです。
安○講堂でオーケストラの演奏があるので行ってみました。
安○講堂、名前は聞いていますが今まで入ったことなかったんです。

オーケストラといってもこの大学にはいくつもあるらしく、
どれが実績のあるところなのかもよく知りませんが、
深く考えずに出かけるのに都合のいい時間帯に演奏しているところを聞きました。

実は池袋から地下鉄で隣に座ったご夫婦はどうも演奏者のひとりのご両親らしく
ちょうど安○講堂へ向かうところらしく、ずっとそんな話をしていました。
話の様子から遠くから来た風でした。
同じ駅で降りましたが、改札で立ち止まっていたのを抜かしてきたのでその後は見かけていません。

今日はプログラム運にめぐまれず、着いたら5月祭全体のプログラムは売り切れでした。
安○講堂に入ると演奏会のプログラムもありませんでした。
ちょっと着くのが遅れたので1曲目は間に合いませんでした。

想像と違って(失礼)ほとんど満席です。
しかしなぜか曲ごとにずいぶん出入りがあるので座れました。

演奏旅行用の小曲で組んだプログラムだそうで、
最初に聞いたのはモーツアルトのジュピター交響曲、1楽章だけでした。
低弦とティンパニが微妙に走るのでなんだか落ち着かない演奏で気になりました。
その他の曲にもチェロにはもっとゆったり歌って欲しかった部分がありましたが
全体にはまあ楽しめる演奏だったと思います。

アンコールにラデツキー行進曲をやったのですが
ウイーンフィルのニューイヤーコンサートのように
この曲で観客に手拍子を求めるのはよくあります。
面白かったのは、振り返った指揮者が観客を指揮してリズムや強弱を変えて変化をつけ、
観客参加の手拍子合奏になったことです。
観客も良く従い、強く打ったり弱く打ったり、音を出さないところでは皆で止め、
なかなか変化のあるものに揃いました。

終わってから落ちていたプログラムを拾ってきたので(アホ)
一応プログラムを書いておきます。

ワーグナー 「ローエングリン」第3幕への前奏曲
モーツアルト 交響曲第41番「ジュピター」より第1楽章
ドビュッシー 小組曲
J・シュトラウス 「こうもり」序曲
ロジャース  「サウンドオブミュージック」メドレー
チャイコフスキー 「白鳥の湖」より
     1.情景 10.情景 13d.「4羽の白鳥の踊り」 21.「スペインの踊り」


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