フォーリアの日記
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| 2004年07月14日(水) |
「Outlook+メールの編集にWord+HTMLメールの転送」で脆弱性 |
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0407/13/news042.html
実はこれとドンピシャではないんですが 関係ありそうなウイルス感染の話を聞きました。
某社にて。某氏に本文がわけのわからない文字で読めないメールが送られてきました。 メーラーはOutlook Expressです。 某氏はエンコードが違うせいで読めないのかと思い、 Wordに貼り付ければ読めるかもしれないと考えて、Wordに貼り付けてみました。 読めなかったのでWordはすぐに閉じたのですが 直後にウイルスバスターがウイルス感染の警告を発し、 続いてメールを送信しようとしていますが許可しますか?というような ウイルスバスターのダイヤログがいくつもいくつも出てきたそうです。 それらをせっせとすべて禁止にしていたところ 会社のネットワーク管理者が飛んできて あなたのPCがウイルスに感染していますと言ってネットワークケーブルを抜いたそうです。
「添付ファイルを開いたのではありませんか」と聞かれたけれども そういうことはしていません。 直ちに会社中に某氏のPCがウイルスに感染しましたと言うメールが配布され 大変恥ずかしかったそうです。
もちろん、会社のシステムでウイルスバスターは常に最新にアップデートされています。 やはりこれはWordの脆弱性(?)をついたスクリプトがHTMLメールに埋め込まれていて 何かのウイルスをダウンロードまたは実行してしまったのではないでしょうか。
ウイルス駆除を試みたネットワーク管理者も、どうもウイルス対策ソフト未対応のウイルスのようで 駆除に苦労したそうです。
駆除後も、PCを起動すると「なんとかdllが足りません」などとのメッセージが出て どうも不調だそうです。
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