フォーリアの日記
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今日は朝からシータの家へ出かけました。 コロンボから車で2時間半。 シータが帰るときはバスを乗り継いでなのでもっとかかります。 家の近くまでのバスは一日に1本しかないので結局一日がかりになるでしょう。 途中シータの友人の家によってきました。 海辺の砂浜に立つその家はとても貧しい家でした。 シータの友人は足に障害がある人です。 この国に身障者の生活を保障するような制度はないようなので 最低限の生活を強いられるようでシータは何かと補助しているようです。
そのあとさらに車で1時間(?)。 海岸から少し内陸に入ったほうに進みます。 シータの家はゴムのプランテーション(の従業員)です。 コンクリートの小さな長屋のような建物の1室です。 床も土間で、電気もガスも水道も通っていないところです。 そこに、お母さんとおばあさんと一緒に住んでいます。 おばあさんは目が見えません。 行ったときはお母さんが留守で、シータは鍵を持っていなかったので 家に入れませんでした。 電話ももちろんないし、シータは携帯を持っているのですが 携帯もここでは通じません。 住人が皆出てきて見守る中、しばらく待っていました。 シータが途中で買ったバナナと、日本から持ってきたクッキーを子どもたちに分けました。 しばらくしてお母さんが帰ってきたのでお別れの挨拶をして帰りました。
夜はドクターのパーティーでした。 ドクターというのは名前も職歴も何度も聞いたのですが忘れます。 タミール人の知識人で、夫と一緒にジャフナに行った人です。 年寄りと言っていい年代の人なのですが きちんとした英語を話すのでたいへんわかりやすいです。 話も教養の高さがうかがわれて面白いのです。
でも、いかんせん時差の問題で 7時ごろ訪問して、食事が始まる8時ごろにはかなり眠くなっています。
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