フォーリアの日記
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2002年12月10日(火) 先生の話

長野へついて雪がどさどさ降っていたらどうしようと思っていましたが
空に雪雲は多かったものの昼間は日が差していました。

水道管が夜に凍ると困るので、病院から車を出して、
暖かい昼間のうちに一旦家に行き、水道管のヒーターを入れました。
雪がけっこう積もっているので通路だけ雪かきもしました。
雪降る中の作業にならずに助かりました。
それからまた病院に戻りました。

幹線道路は除雪されていて雪はありません。
車のタイヤは先日車検のときにスタッドレスに替えてもらっていました。
それでなければ今ごろ怖くて走れず、あわてまくっていたでしょう。

病院では今日は先生の話がきけるはずだったのですが
急患が入ったということで、来られないようです。
明日でもいいかと看護婦さんが確認するので、いいと言いました。

実は先月ぐらいから前の担当の先生が留守にしていて
その留守をあずかっていた先生が今度正式に担当になったのです。
この先生から話を聞くのは初めてです。

父はお風呂に入ってから夕食まで寝ていましたが
夕食時には起きて少し食べました。
その後もしばらく起きていたのでその場にいたら看護婦さんがきて
先生がいらっしゃったので今話を聞くこともできるということ。
今日はなしを聞くことができました。

12月7日の血液検査のデータを9月、10月のものと比較して説明してくれまし
た。
貧血が進んでいる、
アルブミン(栄養をあらわすそうです)がへっている、
カルシウム値が高い(量はかわっていないのですがアルブミン量と関係があって換算
するらしい)、
肝臓のデータが悪くなっている、というのが主なところだそうです。
また、骨転移の指標となる酵素の量は減っているのですが(骨転移があると増える)
骨転移が減ったのではなく、酵素を作る力がなくなってきているのだろうとのこと。
数値的にはかなり危ないところ(あと数週間から1ヶ月)よりはちょっと手前、
後2,3ヶ月というところではないかという話でした。
もちろん、突発的なことがあればどうなるかわかりません。

癌の進行は肺癌などとちがい、腎臓癌の特徴で、ゆっくりなんだそうです。

痛み止めの麻薬の量も前の先生のときより減らしているそうですが
バランスがとれて痛くないようで、意識も安定しています。

こういう話を聞いたのははじめてて非常に納得しました。
緩和ケアは治療をしないということから、血液検査そのものも
やらない主義の先生、やらせない主義の家族がいるのだそうです。
でもなにもかもわからないまま、弱っていくのを見ているのはつらいです。

夕方からまたはらはらと降り出した雪は
帰るときには車の窓に凍り付いていたので
がりがりとこそげ落として家に向かいました。


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