フォーリアの日記
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| 2002年06月26日(水) |
帰ってきてしまいました |
父は前より元気なく 新聞や折り込み広告、天気予報をメモした広告の裏紙が 部屋中の床に広がって足の踏み場もなくなっていました。
その中でストーブをつけ、こたつにもぐり、 父は座っていました。 (今日は寒かったのです。)
台所は生ゴミをビニール袋に入れたものとスチロールトレイが 床に積みあがり、やはり足の踏み場がなくなっていました。
少し話をしたり それらをみんな片付けると父は「帰っていい」と言いました。
これから買い物に行って夕飯の用意をすることはできる。 泊り込んで、何日か家事をすることもできる。
泊りがけの覚悟で私は出てきたけど・・・。
でも、たとえ1週間いたとしてそれからどうする? 一過性の病気で1週間すれば多少でもよくなるのならそれもいいけど。
今まで週二回の通院で薬をもらっていたのだけど それがおととい打ち切られたそうです。 本人には言っていないけれど薬は抗がん剤なのです。 でも、効果がないから打ち切ったのでしょう。
もっと、長期的な計画を立てなければどうしようもないのです。
私が長期間こちらにきてしまう? 介護保険を利用してヘルパーを頼む? ホスピス? いろんな選択肢が頭の中をよぎるのですが・・。
まずは医者から現在の病状と今後の進行の見込みを聞いてから 今後の計画を立てよう。 来週あたり、アポイントメントをとって医者に会おう。 弟にも電話してとりあえずそう決めました。
そうして今日は帰ってきてしまいました。
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