すっぴん



■■ 徒歩二時間半 ■■
2001年09月02日(日)

さっき起きた。>午前二時
あれ?彼がいない
きっと卒業制作が終わらなくて今日はオールナイトなのかなぁ?
なんて...彼がいない今日の夜を満喫しようとしていた。

タララタラタラターララン タタンタンタタンタン(渡る世間のテーマ曲)
滅多に鳴らない私の携帯が鳴った。
彼だった。
『今、お茶の水から歩いている』
は?あなた...歩いてるって?...終電乗り遅れた?タクシー乗ってくれば良いジャン!金無いの?
『いや、金はある!でも日本のタクシーは高いからなんかバカらしいジャン ひとまず歩ける所まで歩く!』
はぁ....。学校、オールナイトでしょ?それだったら始発までいれば良かったジャン
『それは嫌だ。家に帰りたい』
はぁ....。道わかるの?
『おまわりさんに聞いた!歩くの?ってビックリしてたけどネッ!』 はぁ....。じゃ、四谷位に着いたらタクシー乗れば?あなた、今日寝ていないんだし(この日、彼は徹夜だった)
『じゃ、それだけ切るよ...ツーツーツー』

ぉぃぉぃ、まだ話は終わってねぇーんだよ!
ったくぅ..折角一人の夜をエンジョイしようと思っていたのにこれだ。

結局彼は二時間半歩き、新宿からタクシーに乗って帰ってきた。
ご飯(勿論キムチ付き)をむたむた食って、今、プクプク言いながら熟睡している
ウッヒッヒ。これから私は悪戯をする。

更新:00時00分(次の日)


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