水族館とビーチ。

2006年08月05日(土)

この日は小樽に小旅行に行ったよ。
レンタカーを借りたよ(重複)。
運転は始まりから終わりまでちっこい子だったよ。
おれ運転は嫌いだよ。

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前日に「あ、カメラの修理、明日上がるって電話あったよ」と伝えられる。
そんな大事なことを黙ったまま高級アイスを一つ買うか普通アイスを二つ買うかで悩んでやがったのかと思うと彼女のバランス感覚を疑わざるを得ない。
のでまずはレフ夫を救出に向かう。
露出計治ってた。
なんだ、治るんじゃん。(「部品が無いので治しません。やーい」と謳う修理屋さんも多いの)
というか修理前の落ち着きのない挙動からしっかり絞りに合わせて上下するようになってる。
今まで自分がどうやって露出を合わせてたのか不思議になった。
ま何しろおれのOM-1が戻ってきたよ。
改めて格好良いやつだと思った。

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今日のフイルムはきよ子に貰ったアグフアのvista400(会社が倒産して生産中止というリアルな描写というか境遇がリアルなフイルム)。とあとNATURA1600。夜のビーチライブ用。
400とか1600つうのはフイルムの感度の度合いな。
数字大きいほど暗くても撮れる。
がそんな旨い話はないというのが後ほど分かる親切設計。

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アグフアでのメインはおたる水族館。
暑かったよ。まず。
あと子供が多かった。
少子化は嘘だぜ。

OLYMPUS OM-1で。

二人して目ぇ奪われたあざらし。
水槽内の岩場にトンネルみたいな穴が開いてあって、そこから気まぐれに顔出すの。
「お、なに?オリンパス?」
つって。
ごめんこれは嘘。あざらし喋らない。
とにかく山ほどシャッター切った。
でもこの顔ちょっと露天風呂くさいね。

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結論からいうとあんまりこってりした色出なかった。
きよさんごめんよ。
実際はこれかなあてのもあるんだけど、人が写ってるんだよね。
具体的にいうとイルカショーのおねえさん(かわいい)。

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で夜はおたるドリームビーチで知り合いのバンドが出るイベントに参加。
おっかない びーぼーいが おおくて つらかったです。
そこでバカ高いNATURA1600フイルムを駆使して切り取ったライブの熱狂。

OLYMPUS OM-1で。

撮れてねー!
これはメンバーの一人がオーディエンスにパンツを投げるという場面(?)なんだけど、
なんだこのシャッターチャンス。
というか一本まるまるこんな出来。つまり全滅。
なちゅらせんろっぴゃくたちは ぜんめつした

とにかく、対象が動くからシャッタースピードは上げたい→露光が不足しがちなので絞りは開けたい→被写界深度が稼げない→ピントが合わない→近くの客がぶつかってくる→ビールがかかる→といったピタゴラスイッチ。
ちっこい子の「わた、わたしはいいと思うよ!」という慰めが潮風と共に俺のほほを撫でたよ。
今後の課題としては、まあ、写真は明るいところで撮るね。課題ですらないけどね。

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あと新規に投入された28mm/F3.5つうレンズでも港とか撮ったんだけど、ちっこい子が写りまくってるので俺だけで見る。
小樽よいよ。
あとカメラもよい。