NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
■ HP ■ ■ BBS ■ ■ 目次 ■  ■ メィル ■
※ 初めての方はHPの注意書きをご覧クダサイ。
■ イカサマ更新。@家庭編。 ■

昨日、書き忘れちゃいマシタ。(汗)

今日の分は明日にでも...。( ̄▽ ̄;)






ハイ。観音デス☆





無事にハードルを越えきったアタイ。

炊飯ジャーに炊飯されていない米が沈んでいたショックからも立ち直り、

大人なオンナを満喫中。(謎)




あの日のアタイはと言えば。

ルーだけを食べるコトに全く抵抗がナイどころか、

むしろ嬉しいくらいではあったが、

とにかく面倒くさがりだというコトは周知の事実。

カレーをよそるのに、オタマを出すのもめんどっちぃ

というワケで、食べる用に取り出したスプーンで、

カレーを皿によそってみた。

コレがナカナカ時間が掛かってねぃ...。(←予想せんかぃ)

皿半分でサスガに諦めた。

かといって、オタマを出したワケではなく、

ソレで済ませたという話。




30秒で完食。(ぉぃ)




部屋に戻り、PCに向かってカタカタカタカタ......。

そして7時半過ぎ。

マサルとキヌエが帰って来た。

階下から呼ばれる。

「観音――っ!降りてこい!」

マサルの声で降りていくと、

意気揚々と夕飯の支度をしているキヌエが居た。

......食ったっちゅうねん。(-_-;)




「ご飯炊けてなかったのねーっ!どうする?食べる?」

尋ねてくるキヌエ。

「いや。ルーだけ食べたから。」

ってか、アタイの見間違えでないのなら、

既にソコには、アタイの皿も用意されているように思えるが?

まだご飯は炊けてないのでサラダだけ。

ソレくらいなら食べられるであろ。

アタイは黙って席についた。

「せっかくだからシャンパンでも開けるか〜?」

そう言ったマサルの手には、

既に封を切ったシャンパンが握られていた




なんなんだ、この夫婦。

アタイは気にしないように努力した。

食事を始めてから。

「もう食べちゃったと思ってたんだけどねー。」

「いや、だから食べたから...。」

「そろそろ炊けたんじゃないか?よそってきてやれよ」

「いやいや。だから食べたんだってば...。」

アタイの返答を見事に無視する2人

「ああ、そうしよっか?」

「だから、ヒトの話を聞かんかぃ。」(怒)




「あら〜。じゃぁケーキ食べる?買ってきたのよ。」

「うん。もうちょっと呑んでからね。」

「なんだ?カレーは食わないのか?」

人一倍しつこいマサルの手にはカレー皿

嫌がらせ?Σ(ノ▽ ̄;)ノ

「もう!お父さんてば、食べないって言ってるじゃない!」

キヌエからの助け舟が。ありがたや〜。

すると、マサルはこう言った。

「いつ言った?」

この部屋に来てからというもの、

ずっとずっとずっとずっとずっとずっと言い続けてたと思うがな。(汗)




すると諦めたのか、今度はケーキを執拗に勧め始めたマサル。

「ほらほら〜。開けろよ。」

「うん。できれば食後のコーヒーと一緒にね。」

「カレー食わないならいいじゃねーか。今開けろって〜。」

もう酔ってるのか?と言いたくなるほどのシツコさだった

「.......じゃぁ開けるよ。」

そう言って、包みを開いている最中。

キヌエが言った。




「時間が遅くて、もう選ぶほどなかったのよ〜。」

何気に言い訳入っているような...

一瞬、開ける手が止まった。

いやしかし、ケーキには違いあるまい。

そう信じて再び手を動かす。

フタを開けた瞬間、アタイは凍りついた。




「コ......コレは......?」

「アタシ、生クリーム嫌いじゃない?そうするとコレしかなかったの。」

「......。」( ̄□ ̄;)

ソコには、

アタイの大嫌いな、マーマレードたっぷりのオレンジケーキ

アタイは、心の中でキヌエに問いただした。




今日は誰の誕生日だっけ?...と。




かろうじて笑顔は保っていたが、

おそらく引き攣っていたコトだろう。

キヌエはソレを見逃さなかった。

「あ、アンタ、マーマレード駄目だったっけ?」

今更だよハニー。(T▽T)ふはは〜。

「いや。焼いてあればなんとか...。」

「そぉ?良かったわ〜。お母さん大好きなのよ。マーマレード♪」

「アンタが喜んでどうするよ...。」

「あらあら、そうだったわね。」

テヘッと声が聞こえてきそうな笑いを浮かべるキヌエ

新手の嫌がらせか?




嗚呼、そういえば。

キヌエの誕生日に生クリームケーキを買ったんだった。

あの日の自分の気持ちを、今まさに思い知らせようとしているんだね?

目には目を、歯に歯を。

サスガにアタイの産みの親。

受けた親切を無下にするほどロクデナシじゃないゼ。食ってやる。

半ばヤケ気味にケーキを切るアタイ

とりあえず4等分にしたものの、ソレでも大きく感じるのはナゼ?(血涙)




オレンジケーキと名乗るだけあって、

ご丁寧に中にもオレンジの皮が

それはそれはふんだんに練り込まれていた

「どう?」

「うん、美味しい。コレなら大丈夫だよ。」

少しなら。( - -) トオイメ。

「ドレドレ?......あ、ホント!美味しいわ〜。」

ガンガン食ってクレ。

そう思いながら、残りのシャンパンに口をつけると、

コレがまた美味かった。




おお、酒が進むケーキやのぅ。

そしてアタイは、調子に乗ってケーキをガンガン口に運んだ。

その間に、マサルとキヌエ用にカレーが盛られてきた。

「オマエもちょっと食え。」

いい加減シツコイぞ。>マサル。

「要らん。食べたっちゅうねん。」

「ご飯と一緒に食べると、また違うわよ〜。」

2人に言い負かされて、結局、一口食べた。

「うん。美味しい。」

「もっと食え。」

「要らん。」

「..........。」




頼むからそんな目で見ないでクレ。(吐血)




なんとか逃げきり、食後のコーヒーまで辿り着いた@死にもの狂い。

コーヒーを持って立ち上がり、部屋に戻ろうと歩き出した瞬間、

後ろから声を掛けられた。

「アンタ!ケーキ食べないの!?」

だから食べたっちゅうねん!!(号泣)

アタイの為に買ってきてくれたケーキだと思うと、

要らないとは言えるハズもなく、

「また明日食べるよ〜。今日はオナカイッパイ。」

と言って、部屋に逃げ込んだ。




そんなこんなで、

次の日の食卓にもオレンジケーキは登場した。

食べたとも。

ってか、なんでこんなにシツコイんだ。ウチの親。(汗)

ある意味、拷問に近い誕生日だった。

来年はイチゴケーキでよろしこ。




...って、来年もまだ家に居る気かよ。(死)



2002年11月07日(木)


■ My追加 ■←エンピツ作家サマ専用お気に入り登録。



抗議などは受け付けません。 / 観音。