昨日、書き忘れちゃいマシタ。(汗)
今日の分は明日にでも...。( ̄▽ ̄;)
ハイ。観音デス☆
無事にハードルを越えきったアタイ。
炊飯ジャーに炊飯されていない米が沈んでいたショックからも立ち直り、
大人なオンナを満喫中。(謎)
あの日のアタイはと言えば。
ルーだけを食べるコトに全く抵抗がナイどころか、
むしろ嬉しいくらいではあったが、
とにかく面倒くさがりだというコトは周知の事実。
カレーをよそるのに、オタマを出すのもめんどっちぃ。
というワケで、食べる用に取り出したスプーンで、
カレーを皿によそってみた。
コレがナカナカ時間が掛かってねぃ...。(←予想せんかぃ)
皿半分でサスガに諦めた。
かといって、オタマを出したワケではなく、
ソレで済ませたという話。
30秒で完食。(ぉぃ)
部屋に戻り、PCに向かってカタカタカタカタ......。
そして7時半過ぎ。
マサルとキヌエが帰って来た。
階下から呼ばれる。
「観音――っ!降りてこい!」
マサルの声で降りていくと、
意気揚々と夕飯の支度をしているキヌエが居た。
......食ったっちゅうねん。(-_-;)
「ご飯炊けてなかったのねーっ!どうする?食べる?」
尋ねてくるキヌエ。
「いや。ルーだけ食べたから。」
ってか、アタイの見間違えでないのなら、
既にソコには、アタイの皿も用意されているように思えるが?
まだご飯は炊けてないのでサラダだけ。
ソレくらいなら食べられるであろ。
アタイは黙って席についた。
「せっかくだからシャンパンでも開けるか〜?」
そう言ったマサルの手には、
既に封を切ったシャンパンが握られていた。
なんなんだ、この夫婦。
アタイは気にしないように努力した。
食事を始めてから。
「もう食べちゃったと思ってたんだけどねー。」
「いや、だから食べたから...。」
「そろそろ炊けたんじゃないか?よそってきてやれよ」
「いやいや。だから食べたんだってば...。」
アタイの返答を見事に無視する2人。
「ああ、そうしよっか?」
「だから、ヒトの話を聞かんかぃ。」(怒)
「あら〜。じゃぁケーキ食べる?買ってきたのよ。」
「うん。もうちょっと呑んでからね。」
「なんだ?カレーは食わないのか?」
人一倍しつこいマサルの手にはカレー皿。
嫌がらせ?Σ(ノ▽ ̄;)ノ
「もう!お父さんてば、食べないって言ってるじゃない!」
キヌエからの助け舟が。ありがたや〜。
すると、マサルはこう言った。
「いつ言った?」
この部屋に来てからというもの、
ずっとずっとずっとずっとずっとずっと言い続けてたと思うがな。(汗)
すると諦めたのか、今度はケーキを執拗に勧め始めたマサル。
「ほらほら〜。開けろよ。」
「うん。できれば食後のコーヒーと一緒にね。」
「カレー食わないならいいじゃねーか。今開けろって〜。」
もう酔ってるのか?と言いたくなるほどのシツコさだった。
「.......じゃぁ開けるよ。」
そう言って、包みを開いている最中。
キヌエが言った。
「時間が遅くて、もう選ぶほどなかったのよ〜。」
何気に言い訳入っているような...。
一瞬、開ける手が止まった。
いやしかし、ケーキには違いあるまい。
そう信じて再び手を動かす。
フタを開けた瞬間、アタイは凍りついた。
「コ......コレは......?」
「アタシ、生クリーム嫌いじゃない?そうするとコレしかなかったの。」
「......。」( ̄□ ̄;)
ソコには、
アタイの大嫌いな、マーマレードたっぷりのオレンジケーキ。
アタイは、心の中でキヌエに問いただした。
今日は誰の誕生日だっけ?...と。
かろうじて笑顔は保っていたが、
おそらく引き攣っていたコトだろう。
キヌエはソレを見逃さなかった。
「あ、アンタ、マーマレード駄目だったっけ?」
今更だよハニー。(T▽T)ふはは〜。
「いや。焼いてあればなんとか...。」
「そぉ?良かったわ〜。お母さん大好きなのよ。マーマレード♪」
「アンタが喜んでどうするよ...。」
「あらあら、そうだったわね。」
テヘッと声が聞こえてきそうな笑いを浮かべるキヌエ。
新手の嫌がらせか?
嗚呼、そういえば。
キヌエの誕生日に生クリームケーキを買ったんだった。
あの日の自分の気持ちを、今まさに思い知らせようとしているんだね?
目には目を、歯に歯を。
サスガにアタイの産みの親。
受けた親切を無下にするほどロクデナシじゃないゼ。食ってやる。
半ばヤケ気味にケーキを切るアタイ。
とりあえず4等分にしたものの、ソレでも大きく感じるのはナゼ?(血涙)
オレンジケーキと名乗るだけあって、
ご丁寧に中にもオレンジの皮が
それはそれはふんだんに練り込まれていた。
「どう?」
「うん、美味しい。コレなら大丈夫だよ。」
少しなら。( - -) トオイメ。
「ドレドレ?......あ、ホント!美味しいわ〜。」
ガンガン食ってクレ。
そう思いながら、残りのシャンパンに口をつけると、
コレがまた美味かった。
おお、酒が進むケーキやのぅ。
そしてアタイは、調子に乗ってケーキをガンガン口に運んだ。
その間に、マサルとキヌエ用にカレーが盛られてきた。
「オマエもちょっと食え。」
いい加減シツコイぞ。>マサル。
「要らん。食べたっちゅうねん。」
「ご飯と一緒に食べると、また違うわよ〜。」
2人に言い負かされて、結局、一口食べた。
「うん。美味しい。」
「もっと食え。」
「要らん。」
「..........。」
頼むからそんな目で見ないでクレ。(吐血)
なんとか逃げきり、食後のコーヒーまで辿り着いた@死にもの狂い。
コーヒーを持って立ち上がり、部屋に戻ろうと歩き出した瞬間、
後ろから声を掛けられた。
「アンタ!ケーキ食べないの!?」
だから食べたっちゅうねん!!(号泣)
アタイの為に買ってきてくれたケーキだと思うと、
要らないとは言えるハズもなく、
「また明日食べるよ〜。今日はオナカイッパイ。」
と言って、部屋に逃げ込んだ。
そんなこんなで、
次の日の食卓にもオレンジケーキは登場した。
食べたとも。
ってか、なんでこんなにシツコイんだ。ウチの親。(汗)
ある意味、拷問に近い誕生日だった。
来年はイチゴケーキでよろしこ。
...って、来年もまだ家に居る気かよ。(死)
|
| 2002年11月07日(木) |
|